1月16日の記録

1月16日は瀬戸から出発して名古屋市内まで見て回った。

「煎茶 ―山本梅逸と尾張・三河の文人文化―」愛知県陶磁美術館
初日に見に行った。開会式にも参加した。開会式の挨拶にもあったけれど、お茶といえば抹茶の時代で、煎茶というのは現代では影が薄くなっている。煎茶道具を見る機会自体が少なくて、しかも見てもそれがどういうものなのかわからないということが多かった。だけどこの展覧会にあわせて美術館で茶会が開かれていてようやくその道具の意味がわかってよかった。煎茶も抹茶と同じでとても奥が深そうだ。

「第32回長三賞常滑陶芸展」愛知県陶磁美術館
巡回中だったので見た。見たことあるんだよなあという作品も多いのだけど、知らない作家も多くて、はっとさせられる作品を見つけた瞬間はやはりうれしい。李一烈さんや横田典子さんの作品が面白くて記憶に残っている。

「第4回そば猪口アート公募展」瀬戸市新世紀工芸館
そば猪口アート公募感といえば、安曇野高橋節郎記念美術館まで第1回の展覧会の初日の開会式にいったのが懐かしい。その時は、安曇野ちひろ美術館や碌山美術館にも行った。今回の作品も、陶芸と漆芸とガラスが主だけど、そば猪口という小さなものの上で表現されているからかなかなか見応えがあった。

「高田裕大のドローイング展」窯横カフェ
人気のカフェの壁いっぱいに高田さんのドローイングの作品が見られた。ドローイング以外にもあったり、描きためた何年分かのファイルもみられてよかった。

「水戸部七絵-「depth-tranquil-pigment」フローリスト・ギャラリーN
愛知県美術館のAPMoA Project, ARCH vol.18 水戸部七絵「DEPTH -Dynamite Pigment」と同時開催。作品は肖像画で平面作品だというけれど、こちらも一見そういうふうには思えない巨大な絵の具の山だった。角度がAPMoA Project, ARCHは36度だけど、こちらは60度だと聞いた(より平面らしく?)。搬入も大変だったそうだ。

「記憶のはがし方-AOMORI 」Ain soph dispatch
鷹野健と阿部大介のユニットのプロジェクトでAOMORI PRINT トリエンナーレ2014の作品を再構成して展示しているとのこと。ちょうど名古屋市民ギャラリー矢田でやっている日本家の公開制作と一緒に見られてよかった。作品が表向きだったり裏向きだったり、大きかったり細かかったり、それぞれがいろんな魅力を感じる作品ばかりだった。

「設楽陸 矢島与萌「またのぞき」」gallery cafe blanka
地下から降り注ぐ会という御神酒をのむイベントをやっていた。時間がなくてそこにはさんかできなかった。

そのあと円頓寺商店街の喫茶西アサヒというお店でサバサンドを食べた。外人さんの集会が開かれていて横から覗いていておもしろかった。

ここまでで20/366展覧会をみた。

投稿者: 玉井 裕也

食べ物、展覧会、街歩き、旅行の記録です。

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