投稿者: 玉井 裕也

  • IAMAS 2013

    2月23日に IAMAS 2013 へ行った。展示そのものを見る時間があまりなかったのは残念だったけれど、目当てだったトークイベントはなかなか良くて、来た甲斐はあったと感じた。

    IAMAS 2013

    イベントの前半は池上高志・明和電機・三輪眞弘のこれまでのことの紹介で、後半が三人の討論で、そこがおもしろかった。サイエンスとは、アートとは、というような話などから始まって、とくに池上高志の話が面白く感じた(あ〜なるほど〜と共感を覚えるところが多かった)。サイエンスだとかアートだとかの違いを考えるのは楽しいけれど、ことさらに分け隔てて考えるのはダサいなと思った。

    この日は実はいろんな懐かしい人に会えたのも楽しかった。そのなかでとくにうれしかったのは、高校時代に生物を習った和田先生と話をする機会があったことだ。13年前とまったく変わっていないのがうれしかった。ぼくは変わっていたのだろうか、それともかわっていたのだろうか、なんてことを帰りの車の中で考えた。

    IAMAS 2013

    そしてとにかく驚いたのは、小塩くんに遭遇したことだ。展示を見ていたらぼくを呼ぶ声がして、振り向いたら見覚えのある女性が、そしてそのとなりに小塩くんがいた。侮れないなとおもった。

    IAMAS 2013

  • 僕は本にはさむ栞が好きだ。栞が好きになったきっかけを考えてみた。たぶん一番は、本を一気に読むことがなかったというところだと思う。もともと気が散りやすい方で、何時間も読書し続けるなんてできない。それで自然と栞をはさむようになったのだろう。それに、小学校や中学校の頃、図書館で借りてきた本は折り曲げたり書き込んだりはできない。自分で買った本でもいまだに、もったいなくて折り曲げたりはできない。そういうわけで今でもやっぱり栞をはさむのだろうなと思った。

    栞といえば、古本屋で買った本から前の持ち主がはさんだままの栞が出てくるのが好きだ。手作りの栞が出てきた時なんて最高だし、その栞にメモが残っていたりするのも、いろいろ想像が膨らんでいい。出てきた栞が妙に古臭いものだった時も、この本はいったいどんなに長い間古本屋の本棚に眠っていたのだろうなんて想像できて楽しい。しわくちゃのスーパーのレシートがはさまっているのも好きで、読みかけで誰かに呼ばれてとっさに買い物帰りの財布にレシートを見つけてはさんだのかななんて勝手に物語をつくったりしている。

  • 同期オタク

    僕は同期オタクなんだろうと思う。何でもかんでもケーブルでつないで同期して情報を最新に更新したり、ネットにつないですべての端末で情報を共有しておかないと不安になる。同期オタクの人は多分同じなのだけど、ただ同期をするだけでは満足できなくて、もっと良い同期方法を見つけなければとなぜか思っている。

    僕も色々試しているうちに、今日は勢い余ってiPhoneの中身を全部消してしまった。写真やメールなども全部消えてしまってちょっと困っている。そういうわけで夜遅くまで起きて調べて設定しなおしているうちにいくつかの方法を知った。これまでずっとiPhoneの連絡先はGmailとExchangeで設定していたのだけど、もっと楽な方法があると知った。カレンダーもExchangeではなくてGoogleというボタンから設定したほうがいいということも知った。(ただしメールはプッシュで受信したいのでこれまで通りExchangedeのほうだよさそうだ。)たしかにこの2つの方法にしたらgoogle/gmailで設定したラベルの色などの細かい設定もきちんと同期されているみたいで快適だ。でもそういう方法をみつけて喜びたいのではないような気もしていて、そろそろ同期オタクから卒業すべきなのではないかと強く感じた。

  • 欲しいマウスが見つからない

    Mouse

    私はいま、Logitech の M-BT85 (Logicool の CLK-31) というマウスを使っている。8年近く使っているので、だいぶんとボロボロになってきている。まだ壊れているわけではないのだけれど、そろそろ買い直すべきかなと思ったりもしている。写真のとおり、右クリックのし過ぎで中指部分の塗装が剥げてしまっているし、親指の部分はツルツルになっているし、裏側の接地面がすり減ってしまった。このマウスで夜遅くまでネット対局をしたのだなと思うと感慨深い。壊れているわけではないので、使えるのだけれど、有線よりも無線のマウスのほうがいいなあと思うことも多く、今すぐではないにしても買い直そうかと悩んでいる。

    私はこのマウスの手の収まり方が好きなので(このマウスに手が慣れてしまったので)、似た形のものがあれば買おうと思っている。このマウスは縦が12センチあるのだけど、最近見かけるマウスはそれよりも小さいものが多いようだ。以前モバイル用のような小さいマウスを持った時に使いにくかったのでやはりいまのものと同じサイズのものを探している。大きめのサイズのものを見つけたと思うとやたらとデコデコしたボタンがいっぱい付いたものが多いのだけど、僕はボタンは3つあれば十分だと思うし、できれば左右対称なものが良い。触っていないとわからないので、電気屋に立ち寄っていろいろさわってみることにしたい。

  • 表の書き方

    論文でも学会発表でも、たいてい2つか3つは表などが必要になる。何となくこれまで誰かのを真似して書いてきたのだけれど、よくわからないなあということが多かった。数値は “平均 ± SD” がいいのか “中央値 (25 percentile, 75 percentile)” がいいのか。見出しはどういうふうにつけたらかっこいいのか。表の罫線はどういうのが許されるのか。習うより慣れろという言葉はあるけれど、習わないことには納得できないたちだし、慣れるより習うほうが早いし確実なこともある。なにより習うことで自分が作った表にも自信が持てるようになるだろう。

    そういうわけでアマゾンでよく売れていた “How to Report Statistics in Medicine” を注文した。これは表だけに限ったことではないだろう。こういう論文の書き方みたいな本を何冊か買って読んでみようと思う。最近は Amazon Student のせいでまたたくさん買うようになってきたのだけど、せっかくなので Student らしく勉強の本をたくさん買っていきたい。