このところノッているような気がする。毎朝だいたいいつも7時ぐらいに目が覚めめる様になった。目覚まし時計がなくても寝過ごすこともない。たぶん、早く家に帰るようにしているからだろうと思う。
夜の9時や10時まで大学に残っていたところで、なにか仕事が進むとかいい仕事が出来るなんてことはないのだ。夕方の6時ぐらいまでやっていたのに出来なかったものが、そのあと数時間ねばったところで出来るようになるなんてことはない。時間を掛ければ掛けただけ前に進むというような仕事をしているわけではないのだから時間を掛けてもつまらない。それなら早く帰ったほうがいいと思うようになった。家にも論文のプリントなども持って帰らないようにした。持って帰っても読まないし、読まずに次の日にそのままのかばんを大学で開いて情けない気分で一日をはじめるのも嫌になった。
腹八分目ではないけれど、まだもうちょっとできるなというぐらいの気分の時に、後ろ髪をひかれながら家に帰るぐらいのほうがいいみたいだ。家に早く帰ると夕食を食べたあとにも数時間なにかができる。遅く帰ると、夕食を食べるともう遅いし、疲れているから何もしないで寝るだけだ。早く帰れば時間もあるし、身体も疲れていないから何かやろうという気持ちになる。
こうしてみると、ノッているのはノッていない時間を無くしたからかもしれない。ノッていない時間を続けるのはつらい事だ。ノッていないと感じた時にやめることが出来るのがノッている時なのだろうか。ともかくノッているような気がしているので、これはこのままにしておこうと思う。