タグ: ウェブ

  • 人間ドッグ

    私はいつのまにか、人間ドッグという言葉が好きになったみたいだ。人間ドッグという文字につい目を止めてしまう。人間なのかそれともドッグなのか。人間なのにドッグなのか、人間のようなドッグなのか。もちろんどちらでもなく、人間ドックの間違いだ。そんなことを知っていてもつい気になってしまうのは、人間ドッグという言葉に私を惹きつける何かがあるからだろう。

    グーグルはとても優しい。グーグルで「人間ドッグ」と検索してもきちんと「人間ドック」がヒットする。さすがグーグルだなあ、なんて思ってしまうところだ。しかし、いや、ちょっとまてよと思う。人間ドックにまぎれて人間ドッグがあるということは、もしかしたら人間ドックの間違いではない本物の「人間ドッグ」が紛れ込んでいるかもしれない。むしろそのグーグルのおせっかいのせいで、本物の人間ドッグを探している人が人間ドッグにたどりつけないいのでいるのではないかと思うのだ。

    残念ながら本物の人間ドッグを私は知らないままだ。本物の人間ドッグを知っている方がいたら私に教えてほしい。

  • チェレステ

    私がビアンキの自転車にのることになった理由はとても単純で、カッコイイと思ったということだけだ。10年ぐらい前に雑誌で見たビアンキの自転車に乗ったイタリア人は本当にかっこよかったのだ。少し濡れた石畳の上をスーツの紳士がチェレステカラーの自転車に跨っている姿はいまも脳裏に焼き付いている。いつかあんなふうに自転車に乗りたいと思ったものだ。

    ところで「チェレステ」で画像検索するときちんとビアンキの自転車がヒットするのに、「celeste」と英語で(イタリア語で)検索するとダイナマイトなバディがヒットするのはなぜなんだろう。きっとCelesteさんなのだろうけど、「きちんと」してるのは実はむしろこっちなのだろうか。それはやはり複雑な気持ちになる。

    暑い季節が終わったと思ったら急に寒くなって、自転車に乗るには風が冷たくなってしまった。だけどその名前の由来のとおり晴れた日にはもっと自転車に乗りたいと思う。

  • Pocket WiFiことD25HWを使ってみて

    Pocket WiFiことD25HWをしばらく使ってみた。キャンペーンに乗じて使ってみることにした。とても便利だ。iTouchことiPod touch がiPhoneなのではないかというくらいに使えるヤツになった。パケット代を気にして控えめにしていたNokia N82からのウェブ閲覧も思う存分出来るようになった。

    でも、便利だとしってしまったら欲張りになってきた。欲張りになるから不満も出てくる。まず、iPod touchはiPhoneではない。だから思い立ったらすぐにネットに繋がるわけではない。pocket wifiの電源を入れて、iPod touchの設定からWiFi設定をオンに切り替えて、それからようやくネットができる。これってスマートじゃない、けっこう面倒くさい。それにWiFiの機械としては劇的に小さいとは言っても大きい。ポケットにiPhone一つだけなら入れられるけど、iPod touchとPocket WiFiの両方を入れることはできない。右のポケットにはiPod touch、左のポケットにはPocket WiFiって、夢がない。

    それからパソコンでネットを見るときにPocket WiFiというのもちょっと不満がある。屋内だからか通信(速度)がときどき不安定になる。こういうの実はイライラする。屋外でパソコン開いたり屋外でiPod touchって機会はめったに無くて、喫茶店とか図書館とかそんな時にネットに繋ぎたくなるものだ。そんな時に不安定だというのは嫌だなあ。

    順調なときの表示速度についてはほとんど不満はない。家で使っているケーブルテレビからの無線LANと比較すればそりゃ速くはない。かたろぐによればpocket WiFiは最高で下り7.2mbpsで上り5.8mbpsらしい。実際にはそんなには出ない。でも光ファイバーでも実測値が1100mbpsではないことぐらい知っていると思う。そういうわけでそこまでの差ではないと思う。ダウンロードやアップロードをガンガンするのでなければPocket WiFiの通信速度は問題ないだろう。とくに画面の小さなiPhoneなどのスマートフォンでのウェブならなんの不満も感じないのではないかと思う。

    エリアは想像以上に広かった。地図上ではエリア外とされているようなところでもじつは使える(エリア内)ということがよくある。エリアの境界線上のようなところでも繋がりさえすればいいのだ。つながれば問題なくネットできる。都心での問題点は私にはわからない。でも地方の(田舎の)人間にとって気になるエリアの広さという面では予想以上に良いと感じられるはずだ。

    思いつくままに感動した所、残念な所をごちゃごちゃだけど書いた。ふと気がつくのはそもそも外出先でもネットに繋ぐ必要ってあるのかなということと、ネットに繋いでる時間って外出しているときは意外にも無いものだということだった。これまで外出先でネットが出来なくて不満を感じていたことが多いような気がしていたので、それが解消されればさぞ幸せになれるだろうと思っていた。でも実際にはそうでもなかったのだ。プリントアウトしたものを持ち歩けば問題ないし、そもそもパソコンでなければいけないこともそれがネットにつながっている必要もなかったのだ。そういうことを考えてみると、Pocket WiFiはいらないシロモノだったかもしれない。

  • flickrに1000枚

    集合住宅 apartment buildings
    Creative Commons License photo credit: Yuya Tamai

     flickrにアップロードした写真がついに1000枚に達したことに気がついた。こんなことに気が付けるなんて幸運だ。

     デジタルカメラ時代だからこそ、写真をアップロードするのは簡単だし、とても便利だ。写真をアップロードする理由は知り合いと共有するためなのかfacebookを使っている人が一番多いそうだ。自分はプロ並みの写真を撮るからflickrを使うしかないと思う、と言っている人がかつていた。flickrはいつの間にかbetaではなくなってgammaでもないのだけど、いまもbetaのように毎日あたらしくなっていてとてもうれしい。

     問題はフイルムの写真をどうアップロードするかということだ。フイルムカメラにはデジタルカメラにないものがある。写真を撮るというのは素人にとっては結局は楽しみなので、便利さだけではデジタルを選べないのだ。冷蔵庫のコダックのフィルムとフジの写ルンですのためにも、フイルム写真をなんとかかんたんにデジタルにしてアップロードする方法を見つけたい。安上がりな方法だとなおよい。

     もっとましな写真が撮れるようになればいいのだけど、上達の兆しはない。私淑する友人のようにウマい写真が撮れるといいんだけど、相変わらずコンビニの写真ばかり撮ってしまう。今後もケータイ片手に色々な写真を撮ってアップロードしていきたいと思う。時にはカメラを首にぶら下げてもっとましな撮りたいと思う。2000枚に達したときにはもうちょっと人に見せられるな写真が増えたら嬉しい。