一万時間練習をすると
その道のプロになるとどこかで読みました。
単純計算で言うと
12年くらい生きているだけで
自分のプロになるということでしょうか。。
「自分のプロ」という言葉には気がつかなかった。自分のことを一番良く知っているのは自分のはず。じぶんファンクラブの会長としてもっとガンバらねばと思う。
一万時間練習をすると
その道のプロになるとどこかで読みました。
単純計算で言うと
12年くらい生きているだけで
自分のプロになるということでしょうか。。
「自分のプロ」という言葉には気がつかなかった。自分のことを一番良く知っているのは自分のはず。じぶんファンクラブの会長としてもっとガンバらねばと思う。
1月8日はエルヴィスの誕生日だった。そういうわけなのか今月はエルヴィスの曲をよく聞いているような気がする。やはり「Elvis: 30 #1 Hits」が何度でも聞く一枚なのは以前にも書いたとおりなのだけど、その30曲の中でもいま一番は「It’s Now or Never」だ。エルヴィスのカンツォーネの曲はみんなヒットしていて、そんな中でも「It’s Now or Never」は1000万枚以上売り上げた大ヒット曲らしい。2年ほど前にお酒のCMでも使われていたと思う。
「It’s Now or Never」 というのは、「今しかない」という意味なのだろうけど、そんな「Now(今)」なんてほんとうにあるのかな。「今」がその「Now」だと思えれば何度でもいつでも「Now」になるのだろうという気がする。「Now」を過ぎてしまったら「Never」だなんてことはないと思う。そうはいってもやはり、(むしろ、そうだからこそ)「It’s Now or Never」という気持ちでいなければと思う。
僕はときどき満員の便所のことを想像する。この部屋に入るとすでにすべての便器がうまっていて待たされるという状況だ。しかたなく部屋の脇の方で申し訳なさそうに空くのを待つ。申し訳ないのはむしろこっちの方だ。使えなくて待たされている方なのに、先回りして使っている人に気を使わなければならないからだ。
便所の入って、あまりにも満員であることが唐突で、部屋の隅の方で待つというところまで自分をコントロールする余裕が無い時は、所在ない気持ちを抑えるために用もないのに個室に入る。用もないから個室のドア越しに外で便器が空くのを耳を済ませて待っている。よしきた、と思って出て個室に向かおうとした瞬間に、また別の誰かが入ってきてその待ちわびた便器を占領されたとき、僕はもうどうしてもカッコ悪いのを知っているから必死に平静を装って洗面台で手を洗ったふりをして、別の階の便所に向かう。そこのところはちょっとだけ、いさぎよいと思う。
それでも、その別の階でも、便器が埋まっていたとき、またしても個室に逃げ込む。そうして、スケルトンになった建物のすべての階の便所の、男子用と女子用のすべての便所の、個室と便器が埋まっているのを想像してしまう。その建物の便所ゾーンが一階から九階までまで縦に並んでいて、まるでそれはエレベーターみたいなのだ。そしてその建物のすべての階の全ての個室のみんなは満足そうにしているのに、自分独りだけドアに身を寄せて外の様子を伺っているのだ。個室とはなんて孤独なんだ。