アメリカの先週の今日は、キング牧師の日だったらしい。僕がネットで”I have a dream”の演説を見つけたのも偶然ではないかもしれない。英語だから何を言っているのかよく解らないけれどかっこよかった。キング牧師は夢があると言っていた。夢があると誰かに言えるのは実はかっこいいことだ。その夢のことを大勢に話せるなんて本当にかっこいいことだ。僕は夢があるのかどうかも分からないし、その夢を誰かに話すなんてできるのか自信がない。
Tag: 感動
-
あなたの職業はなんですか?
その質問には、少し前から「百姓です」と答えることにしている。アンケートや、会員証を作るときや、なんでこうもみんな職業なんて聞いてくるんだろう。自己紹介してなんでいちいち職業を聞くんだろう。「会社員」とか「公務員」とか、そんなのはせいぜいどこに雇われているか、誰から金を貰っているか、という程度のことなのに。そんな事聞いて何がわかるんだろう。そんな事聞いたってなんにも分かりはしないのに。だいいち「職業は〇〇です」なんて答えなければならないなんてつまらないだろうと思っている。
アンケートではできるだけ「その他」を選んでおく。でも「その他( )」なんて書かれていることが多くて、カッコの中を空欄にするとジロジロみられたりする。なんて面倒くさいんだろう。
なんと答えても面倒くさいことを続けて聞かれるのだから、困ったものだと思う。職業なんて聞くから面倒くさくなるのだからはじめから聞かなくていいのにと思う。そういう表面的なことを聞きたいなら希望に添えるような答えをしてもいいかもしれない。そう言うのを使い分けるのも辛い。それならいっそ、自分の精神の構造を表現できるように答えたほうが、収まりが良いと気がついた。使い分けなくてもいいし、納得できるものだったら自信を持って答えられる。せっかくだからかっこいいものを選ばなくてはいけない。ダサい職業なんてゴメンだ。それに一番の職業は何かと考えた。おそらく自分は「百姓」だと思った。そうして考えれば考えるほど百姓はかっこいいものになっていった。それに「自分は百姓なんだ」と思いこんでいれば、それだけですでに百姓なのだ。
それ以来、僕は百姓になった。百姓なら、なんでもやる、できる。誰と勝負しても勝つ。だから百姓は最高にかっこいい。超ロックのつもりだ。
-
Pocket WiFiことD25HWを使ってみて
Pocket WiFiことD25HWをしばらく使ってみた。キャンペーンに乗じて使ってみることにした。とても便利だ。iTouchことiPod touch がiPhoneなのではないかというくらいに使えるヤツになった。パケット代を気にして控えめにしていたNokia N82からのウェブ閲覧も思う存分出来るようになった。
でも、便利だとしってしまったら欲張りになってきた。欲張りになるから不満も出てくる。まず、iPod touchはiPhoneではない。だから思い立ったらすぐにネットに繋がるわけではない。pocket wifiの電源を入れて、iPod touchの設定からWiFi設定をオンに切り替えて、それからようやくネットができる。これってスマートじゃない、けっこう面倒くさい。それにWiFiの機械としては劇的に小さいとは言っても大きい。ポケットにiPhone一つだけなら入れられるけど、iPod touchとPocket WiFiの両方を入れることはできない。右のポケットにはiPod touch、左のポケットにはPocket WiFiって、夢がない。
それからパソコンでネットを見るときにPocket WiFiというのもちょっと不満がある。屋内だからか通信(速度)がときどき不安定になる。こういうの実はイライラする。屋外でパソコン開いたり屋外でiPod touchって機会はめったに無くて、喫茶店とか図書館とかそんな時にネットに繋ぎたくなるものだ。そんな時に不安定だというのは嫌だなあ。
順調なときの表示速度についてはほとんど不満はない。家で使っているケーブルテレビからの無線LANと比較すればそりゃ速くはない。かたろぐによればpocket WiFiは最高で下り7.2mbpsで上り5.8mbpsらしい。実際にはそんなには出ない。でも光ファイバーでも実測値が1100mbpsではないことぐらい知っていると思う。そういうわけでそこまでの差ではないと思う。ダウンロードやアップロードをガンガンするのでなければPocket WiFiの通信速度は問題ないだろう。とくに画面の小さなiPhoneなどのスマートフォンでのウェブならなんの不満も感じないのではないかと思う。
エリアは想像以上に広かった。地図上ではエリア外とされているようなところでもじつは使える(エリア内)ということがよくある。エリアの境界線上のようなところでも繋がりさえすればいいのだ。つながれば問題なくネットできる。都心での問題点は私にはわからない。でも地方の(田舎の)人間にとって気になるエリアの広さという面では予想以上に良いと感じられるはずだ。
思いつくままに感動した所、残念な所をごちゃごちゃだけど書いた。ふと気がつくのはそもそも外出先でもネットに繋ぐ必要ってあるのかなということと、ネットに繋いでる時間って外出しているときは意外にも無いものだということだった。これまで外出先でネットが出来なくて不満を感じていたことが多いような気がしていたので、それが解消されればさぞ幸せになれるだろうと思っていた。でも実際にはそうでもなかったのだ。プリントアウトしたものを持ち歩けば問題ないし、そもそもパソコンでなければいけないこともそれがネットにつながっている必要もなかったのだ。そういうことを考えてみると、Pocket WiFiはいらないシロモノだったかもしれない。
