美山へ蛍の撮影に

山田くんから蛍を撮影しようと誘われたので行くことになった。下調べをしてみると三脚が必要だとわかったけれど、持っていないものは仕方がない。いつもオートフォーカスのPモードでしか撮影していない僕にはマニュアルの撮影は難しかなと思ったけれど、フイルムとは違ってデジタルならその場で試行錯誤しながらなんとかなるだろうと説明書とともにカメラを持って出かけた。

おなじ山県市とはいっても僕には旧美山町のことはよくわからない。山田くんに道案内をしてもらいながら日が沈む前にと奥のほうへ向かった。少し開けてきたところで車から降りるとまだ肌寒くて水も冷たかった。川の水も綺麗すぎるのか蛍は棲んでいないみたいだった。なにより驚いたのはこんなに奥の方にも人が棲んでいるということだ。どこにでも生活が存在ているということに人間の強さを感じた。

奥過ぎても水が冷たくて蛍はまだ出ていないとわかったので、場所を変えながら撮影スポットを探ることにした。撮影に光は邪魔なので、そのため車があまり通らなくて街灯のない川の近くがいい。そんな場所も教えてくれて撮影をした。説明書を片手にこれまで触ったこともないボタンをいっぱいさわって撮影した。手持ち撮影にはそれにしかない楽しさがあるし、ヘッドライトが入ってきてもそれはそれで面白く撮れて悪くないと思った。マニュアルで撮影する楽しさも知ることができてとても得した夜だった。

さいごに蛍の写っている写真をすこし貼ることにしよう。このほかの写真はこちら

Hotaru

Hotaru

Hotaru

カメラを買った

elevator

4月になってしまった。昨年度は何をやったかという質問に、これだと答えられないのが悔しい。あっという間の1年で、大学院生でいられるのもあと1年になってしまった。もっと時間の経過に意識した毎日にしなければいけない。

僕はなんてことのないようなことでも記録しておくのが好きなのだろと思う。写真に撮るのも好きであまりシャッターチャンスなんて面倒なことは考えないでシャッターを切るのが楽しい。そうなるとやっぱりデジタルが安上がりでいいなと思ったのでまたカメラを買ってしまった。

溜まっていく写真を見なおしてその時のことを思い出すのも楽しい。適当にシャッターを切った写真でさえもその時のことを思い出すことが出来るのは写真のすごいところだ。ましてフイルムだとなおさらその記憶ははっきりしていて、やっぱりフイルムのほうがいいのかなあと思ったりもする。最近になって見つかった古いネガを現像したものを整理していてそんな気がした。ともあれ自覚的な毎日のために新学期からはもっと写真をとっていこうと思う。

Nikon AF600 は楽しいカメラだ

Nikon AF600

せっかくなので、カメラの話題を続けてみたい。もうコンパクトデジカメは買わないでデジタル一眼レフを買おうかと思ってカタログを集めていたのに、やっぱり「コンデジ欲しい」となってS95を買ったのは Nikon AF600 というカメラのせいである。Nikon AF600 はニコンミニという名前でも有名なフイルムコンパクトカメラであったらしい。だけど、そんなことは知らずにカメラのキタムラのジャンクカゴで見つけて買ったカメラである。

手にとった瞬間、小さくて安っぽいのだけど面白そうなカメラに見えた。ボタンは全部ゴムだし、唯一みえる金属はむき出しのネジだけというプラスチックカメラなのだけど、潔さそうなデザインにひかれて買うことになった。レンズの下の Nikon Lens 28mm 1:3.5 Macro の文字が読めて、広角で撮れる悪くなさそうなレンズに思えたのも買うのを後押ししてくれた。

ニコンミニのな前の通り小さくて軽い。小さくて軽いからかばんに放り込んで持ち出せるのだ。それで36枚撮りのネガを入れて持ち歩いたらどんどんシャッターを押して一気に使いきってしまった。一眼レフではないほうが楽しいかもしれないと思ったし、これならデジタルもコンパクトが楽しいだろうと思った。気楽にシャッターを押せるというのは楽しいということを知ったのはAF600のおかげだ。

このカメラもEOS55もパノラマモードが付いている。むかし、写ルンですのときにもついていたフイルムの上と下を切り取ってしまうあのパノラマだ。90年代のカメラといえばパノラマがあるかどうかというのは大きなポイントだったなあと思い出すのだけど、あのやたらと横長で大きな写真をしまっておくのは結構面倒だったことも同時に思い出してしまう。

以前にブログでも紹介したクリアショットuは使い捨てではない写ルンですといった感じのパンフォーカスのカメラだった。Af600はオートフォーカスのカメラなのだけど、同じくパンフォーカスで(もちろん撮り方次第だけどね。)、コンパクトカメラらしい出来だ。だけどクリアショットuとは全く違ってスッキリと気持ちいい写真が撮れる。とにかく背景をボカせばカッコイイみたいな最近のブームはそろそろ終わって、パンフォーカスの時代が来るんじゃないのかな。

とにかくAF600は気軽にシャッターを切れて楽しい、それでいてキレるカメラだ。S95 は買ってしまったけど、ときどきはまたAF600を持ちだしたいと思う。

PowerShot S95 は良いカメラ!

デジカメが欲しいなあと考えていろいろ見て回って、そのあと買うのを諦めた話まで書いた。でも結局、買うことになってしまった。買ったのはCanon PowerShot S95。とても良いカメラで満足で、誰にでも気軽におすすめできるカメラだ。

折角なのでこれまで手にしたカメラと比較してみたい。主に S95 と Ricoh CX4Olympus Camedia C-5050zoom で比較した。まだS95で撮影した写真を一枚もflickrにアップロードしていないけど、どんどんアップロードしたいと思う。S95はカメラそのものの質感はあまり好みではなくて、プラスチック感が漂っている。CX4はいろんな色があるし、見た目は良かった。c5050zのように、中身にメカがぎっしり詰まってる重量感がないのは少し残念だ。

S95は起動が早くてすぐ撮影できるし、オートフォーカスも早くて正確なのはさすがだと思った。私のようにPモード(あるいは全自動モード)しか使わない素人にとってオートフォーカスが早くて正確というのは一番大事なポイントだと思う。手持ちで、場合によって片手でテキトーにシャッター押してきっちり撮れるカメラは良いカメラだ。CX4はちょっと遅いし、テキトーに撮影するとオートフォーカスは正確じゃなかった。

昼間の撮影だとどのカメラも綺麗なのだけど、いちばんクッキリとスッキリと撮れるのはc5050zで、大きさが気にならなければc5050zを持って行きたいと思う。S95はちょっとスッキリ感が足りない気がする。でもC5050Zは夜の撮影は全然ダメで使えたものではない。手ぶれ補正なんてない時代のものだから仕方が無い。S95はF2.0レンズのおかげか強力な手ぶれ補正機能のおかげか夜でも本当に綺麗に撮れる。これはS95の一番好きなところだ。夜に空に向かってシャッターを切ったとき、雲が写ったのには驚いた。写真の色はS95はわりとグキッと来る感じだと思う。CX4のあっさりした色も場所によっては最高なんだけど、普段の私にはちょっと物足りない色だった。CX4は夜や薄暗い場所だとイマイチだった。私はフラッシュ嫌いなので、フラッシュ無しで綺麗に撮れるカメラがいいのだ。

操作感はよくわからない。Pモードしか使わないけど、S95の操作性はあまりよくないと思う。リングファンクションという一眼レフのレンズのフォーカスリングのような感覚で色々と設定できる面白機能があるけれど、ちょっとオモチャっぽいし、あまり使い勝手のいいものではない。あの小さなコンデジで両手で操作するというのはかえって不便だ。でも、自分で考えて設定を色々と触らなくても、自動でカメラが判断して設定して撮ってくれるという意味では最高の操作性のカメラだと思う。

マクロ撮影はほとんどしないのでわからないけど、CX4のほうが近くまで寄れたような記憶がある。でも普通にマクロ撮影する分には十分にS95も寄れるし、手ぶれ補正のおかげでマクロでも手振れなしで撮れるのが頼もしい。

CX4は10倍ズームなのが便利だった。わたしはあまりズーム機能を使わなくて広角ばかりで撮影するのだけど、イザという時に望遠で撮影できるCX4は心強いカメラだった。何度かS95の望遠が足りないことがあった。液晶画面が広くて詳細だというのは本当に大事なことだと思う。フイルムカメラ好きとしては、こういう所はちょっとバカにしたいところなのだけど、そんなことはできない。コンデジにファインダーはいらないということがようやく理解できたのはS95のおかげだ。撮った瞬間にその写真を確認できるのは不安なく次々に撮影できていいと思う。

とりあえず思いつくことを書いた。また書きなおしたり、書き足したりしたい。いろいろ考えてみて、S95は全自動でカメラ任せに撮影して失敗なく綺麗に撮れるカメラだと言うことが分かった。そしてなにより小さいので、どこにでも持って行けてシャッターチャンスを逃してくらしい思いをしなくて済むし、そんな瞬間にカメラ任せでとにかくシャッターを押すだけで大丈夫なんて心強いカメラだと思う。

グッバイ EOS 55

Canon EOS 55

いいデジカメがないかと探している話を前回書いた。たしかにキヤノンのS95は良いカメラでサンプル写真もいちばん自分好みだったし、左手でリングを動かすなんてほんとうに面白いと思う。ニコンのP300も良いカメラで広角24mmやコマンドダイヤルなど操作感も自分に合う感じだった。でもなんだかピンと来るカメラではなかった。欲しいカメラがないのにカメラが欲しいからといってカメラを買うというのはヘンだ。

このところ調子の悪かったキヤノンのEOS55を持ってカメラ屋にいった。面白いカメラありますかと聞くきっかけにするつもりだった。だがなんと、EOS55は調子がわるいだけではなくて故障していたのだと分かった。シャッター幕を交換したほうがいいそうだ。もともと中古でみつけたカメラだから手元に入れた時点でのコンディションもよくわからない。だけど交換しなければならないなんて想像もしていなかった。1万円以上かかりそうだということで、残念だけど修理はしないことにした。グッバイEOS55。

EOS55は50mmのレンズを付けていて楽しいカメラだった。ピントがピタっと合ってくれて頼もしかった。期限切れ間近の叩き売りフイルムを使ってコンビニで現像するという素人丸出しの使い方なのに、いい色が出てくれる大好きなカメラだった。一眼レフのくせにPモードしか使ったことないんだけど、いっぱいボタン付いているのがかっこよくて好きだった。シャッターを切った時の「バタコン!」っていう感触も好きだったし、今ではないツートンカラーなのも好きだった。シャンパンゴールドというところも本当に好きだった。

フイルムはしばらくコンパクトカメラで消費しようか。壊れてしまうと、一眼レフが欲しくなるんだよね。デジタル一眼レフでおもしろいのを探すか、またフイルムの中古で面白そうなものを探すか。悩みが増えてしまった。