Rでデータ解析するときに手元にあると便利だと感じた本を紹介したい。多少の統計の知識があって、それを実際に自分でやってみたいという人に役立ちそうな本だと思う。個人的には、その本を教科書のように最初から最後まで順番に読んで覚えていくという風な使い方はしていないし、そういう使い方には適した本ではないかもしれない。
Rそのものの基本的な使い方は、ウェブ上にある入門的な勉強会の資料など(PDFやslideshareなどになっているもの)を、いくつか読んで、あとはただただ目の前のデータと一緒にやってみるのがいいと思う。そんなときに手元においておいて参考書や辞書のように使えそうな本を挙げてみた。本とGoogleで検索してやり方を発見するのがいいと思う。それから、Rでやったほうが楽なことはRでやるけれど、Excelでやったほうが楽なことは素直にExcelでやるのも大事だと思う。(とくによく使っている本に※を付けた。)
RStudioではじめるRプログラミング入門
Garrett Grolemund (著), 大橋 真也 (監修), 長尾 高弘 (翻訳)
Rによるやさしい統計学
山田 剛史 (著), 杉澤 武俊 (著), 村井 潤一郎 (著)
The R Tips―データ解析環境Rの基本技・グラフィックス活用集※
舟尾 暢男 (著)
Rクックブック※
Paul Teetor (著), 大橋 真也 (監訳), 木下 哲也 (翻訳)
改訂2版 R言語逆引きハンドブック※(6月末に第3版が出版予定らしい)
石田 基広 (著)
Rクイックリファレンス 第2版※
Joseph Adler (著), 大橋 真也 (翻訳), 木下 哲也 (翻訳)
データ分析プロセス (シリーズ Useful R 2)
福島 真太朗 (著), 金 明哲 (編集)
アート・オブ・Rプログラミング
Norman Matloff (著), 大橋 真也 (監訳), 木下 哲也 (翻訳)
Rグラフィックスクックブック ―ggplot2によるグラフ作成のレシピ集
Winston Chang (著), 石井 弓美子 (翻訳), 河内 崇 (翻訳), 瀬戸山 雅人 (翻訳), 古畠 敦 (翻訳)
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