G党女子中学生に遭遇する

Tokyo Dome 2003
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近所の本屋で久しぶりに月刊ジャイアンツを見つけて読んでしまった。ジャイアンツファンクラブに入って、月刊ジャイアンツも定期購読していた頃を思い出した。当時は松井のホームランカードやジャイアンツの勝利試合のカードが付いていた。それをハサミで切っていたことも懐かしい。原巨人V3なんていう特集雑誌がいくつもあったので夢中になって読んでいた。

この7,8年はナイター中継も全く見ていないので知らない選手ばかりになっていた。現役選手よりも監督やコーチのほうに親しみのある名前が多くなっていた。新聞のスポーツ面はほとんど読まなくなってしまったし、プロ野球ニュースもまったく見ていない。いつ頃からかナイター中継も減ってきたそうだし、私だけでなくて、野球の人気そのものがなくなってきているのかと思っていた。

でも実はそんなことはないみたいだ。本屋で何冊か手に取っていたところ、隣に中学生がやってきて、巨人優勝特集の雑誌を読みはじめたのだ。しかも女子中学生だ。そのうちに原巨人V3やらそこにある何種類もの特集号を手にとって見始めたのだから驚いた。こちらもじろじろ見るわけにもいかないのだけど、気になったので斜めからのぞいたところ白黒のページを読んでいたみたいだった。そんなページまで読むようなファンがいるなら、野球はまだまだ最も人気のあるスポーツに違いない。

ハンガーヌンチャク

https://www.youtube.com/watch?v=ppyYl51Ujns

今日は新しいハンガーを買った。ながしおのハンガーはオススメだ。その帰り道に立ち寄った本屋で手に取った雑誌に載っていたのが、武田鉄矢の「刑事物語」のDVD発売の広告だった。刑事物語といえばハンガーヌンチャクに決まっている。今日はハンガーの日だと一人で興奮してしまった。

実は武田鉄矢のことがしばらくの間あまり好きになれなかった。それは「3年B組金八先生」の姿をつい連想してしまうからだ。武田鉄也の代表作といえばやはり金八先生なのだろうけれど、武田鉄矢はそれ以外での演技のほうがよっぽどいいと思う。金八先生の武田鉄矢はやりすぎで不自然だ。武田鉄矢はどこか芝居くさいところがいいんだけど、坂本金八はやりすぎだと思う。ほかのドラマや映画では本当に凄い俳優なだけに残念だ。

武田鉄矢といえば「101回目のプロポーズ」が今でも忘れられない。大河ドラマの太平記での楠木正成も好きで、楠木正成といって思い浮かぶのは私の場合はなぜか武田鉄矢の顔なのだ。そんな出演作の中でもとくに印象的だったのは刑事物語だ。ハンガーヌンチャク以外も、とても面白い映画たった。テレビの何とかロードショーで見ただけなのだけど、いくつかのシーンをよく覚えている。youtubeで見つけて懐かしく感じた。また見たい気もした。

ビニ本なんて買えないぞ

Arranging the Yaoi

近所の、といってもクルマで10分ほどの場所にある三洋堂書店に行った。マンガコーナーに行って気がついたのはなんと、すべての単行本にビニールで包装されていて、中身が見えないのだ。このあいだ自由書房で不思議に思っていたけれど、どうやらほとんどの本屋でこうなっているみたいだ。なんでこんなことをしているのかわからない。やめてほしい。わざわざ車を運転して行ったのに、何なんだいったい。

理由を考えてみた。中身が青少年にふさわしくないから見えないようにしているのだろうか。そんなことはない。身分証を見せなくても買うことができる。立ち読みだけして買わないからだろうか。立ち読みしたらなおさら買いたくなるものだと私は思っている。ヤフー知恵袋などによると、どうやら本が汚れないためらしい。平積みの本っていうのは一番上は立ち読み用だと思っていた。二冊目以降をレジに持っていくものだと教えてあげねば。

だいいち本屋にとっても中身が見えないせいで売るチャンスを逸しているはずだから、損だろうと思う。汚れている本で困る人と、中身が見られなくて困る人はどちらが多いのだろう。売上を上げるためのビニール包装なのか、売上を落とすためのビニール包装なのかはっきりしたほうがいい。ともかく私は中身がわからない本を買うなんてできない。表紙カバーだけを見て本を買う人とは一体何なんだ。その前巻を知ってなきゃ買えないなんて、1巻はどうやって買ったらいいんだ。どんなに評価の高い古典といわれる文学作品でも、表紙だけではなかなか買えない。名前だけ、表紙だけで買うという人は、そもそもアマゾンで買えばいい。わざわざ本屋に行く意味はないだろう。ビニール包装した本なんて、リアル本屋の存在意義を自ら放棄しているぞ。アマゾンですら中身が見えるようになってるってのに、もっと高速でページめくりができるのが本屋の良さだろう。それなのにもったいない。