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  • 桜山駅周辺食べ歩きマップ1

    私の所属する研究室の同門会誌に以前投稿した文章を少し修正して何回かに分けてブログに載せることにする。私の勤務する名古屋市立大学医学部のある桜山駅の周辺の主にランチタイムの食べ歩きの記録である。一応どのお店も複数回行ったことのあるところばかりで、完全に個人の行動記録ではあるけれど、桜山駅周辺の食べ物屋のとしてはかなり網羅したものになっていると思う。

    桜山駅周辺食べ歩きマップ 1 2 3

    ◯石焼&ワイン イワタ(名古屋市昭和区桜山町5-98)
    桜山の交差点にあるお店です。ディナーは値段が高いのでまだ行ったことがありません。1階の目立つ場所に「てり焼きソテー丼750円」と張り紙してあります。たしかにてり焼きソテー丼もおいしいのですが、私のおすすめは「コラボランチ」です。コラボランチはハンバーグとカレーが一つのお皿に一緒になっているものです。ハンバーグカレーという名前ではないのは、ハンバーグの方にはカレーではなくてデミグラスソースが掛かっているからだろうと思います。

    ◯さくとん(名古屋市昭和区桜山町5-98-7)
    こちらも交差点に何軒か並んでいるお店の一つです。とんかつも唐揚げもおいしいお店ですが、どんぶり好きの私はたいてい「味噌かつ丼」か「ソースかつ丼」を選びます。カウンター席だけの狭いお店ですが、目の前でとんかつが揚げられるのを見ながら待つのは、とんかつ気分も盛り上がってなかなかいいものです。

    ◯米屋の手づくりおにぎり 多司 桜山店(名古屋市昭和区桜山町5-98-8)
    「さくとん」の隣にあるおにぎり屋です。名古屋市内にいくつか出店しているチェーン店だそうです。ここのおにぎりはとにかく大きいのが特徴です。コンビニのおにぎりの2倍の大きさですが値段はコンビニおにぎり1個分と同じです。すぐにお腹いっぱいになります。大きいだけではなくて、ご飯はふんわりとしてしかも具だくさんでとてもおいしいです。私のお気に入りは、「しゃけ」と「しぐれ」と「わさび」と「菜めし」です。

    ◯喫茶とバー エブリデイオフ(名古屋市昭和区桜山町4-70)
    ボンボンセンターという昭和のノスタルジーを感じる横丁の入口にあります。今年になってから洋菓子喫茶ボンボン桜山店の跡地にできました。内装は喫茶ボンボンのときのままだそうで、山小屋風で暖炉もあってのんびりできる雰囲気です。食事のメニューも揃っていて、ランチもやっています。「カレー」や「ドリア」がおいしいです。

    ◯山本屋本店桜山店(名古屋市昭和区桜山町6-105-5)
    昭和郵便局の東にあります。特に理由もないのにどういうわけか山本屋の味噌煮込みうどんが食べたくなることがときどきあります。使い込まれた土鍋を見ると山本屋に来たのだという気分になります。個人的には、山本屋の生煮えのような芯のある麺よりも、よく煮てあって麺が半分ほど溶けたぐらいのものの方が好みで、家で味噌煮込みうどんを作るときはぐつぐつと長時間煮ます。ランチタイムは、ご飯と漬物が付いてきます。

  • コンビニアイスクリーム

    ロッテ フルーチェアイスバー

    本格的に暑くなってきた。アイスクリームの季節だ。アイスクリームを食べたいという衝動は急なので、たいていはコンビニアイスがそれに応えてくれる。コンビニでアイスを買って、そのまま駐車場の日陰や車の中でエアコンを効かせて食べるのが美味しい。

    コンビニアイスのファンとしてちょっと蓄えてきた経験からすると、200円のアイスはまずどれも美味しい。100円のアイスだとこの選択はハズレかなと感じることがそこそこある。150円ぐらいのアイスでアタリを出すとけっこううれしいもので、今のわたしの興味は150円程度のアイスのように思う。

    個人的な好みもあるだろうけど、ストロベリー味はハズレが少ないと思う。チョコレート味だと、高級チョコをうたっているのもあるけれど、あんまりそれとアタリハズレは関係ないような気がする。それより、溶けたチョコレートでシャツを汚すことに気をつけたほうがいいと思う。

  • 肉食バーガー 草食バーガー

    httpv://www.youtube.com/watch?v=9cMDIeNfLOA

    朝起きたら一人だけ取り残されていたという時には、パンを食べることが多い。最近は超熟をよくたべる。小林聡美の真似をして二つに割るのはDIYな気分を盛り上げてくれていい。だけど料理が全くできない僕は卵やベーコンを焼くのは諦める。冷蔵庫の5枚パックのハムととろけるチーズがあれば大丈夫だ。片っぱしからはさめばいい。それが無いときは夕べの残り物をはさめばいい。CMのようにパンに乗っけるだけだと床に落として朝から嫌な気分になる。シーチキンの缶詰丸ごとひとつ使ってしまうと朝から相当に贅沢な気分に浸れる。パンを食べながら新聞を読むとホームドラマの気分までも味わえる。ひとりとりのこされるのも実は楽しい。

  • 正しいカレー

    私は優等生だから「正しい」ということに安心する。正しいというだけで安心し、正しくないというだけで不安になる。なにをみてもそれが正しいかどうかと真っ先に考えてしまうのだ。それは正しいのだろうか。

    カレーには四つある。「左がカレーで右がライス」、「左がライスで右がカレー」、「手前がカレーで奥がライス」そして、「手前がライスで奥がカレー」だ。見た目に正しいのは手前と奥に分かれるパターンだと思う。左右にカレーとライスが配置されるのはどうもバランスに欠けると思う。人間は左右のシンメトリーに安心を感じるものだ。だけど実際に食べる時となると話は別だ。左にライスで右にカレーを持ってきた方が食べやすいと思う。カレーライスは、カレーとライスの境界線で食べるものだ。そして日本人は箸をスプーンに持ち替えたところで、箸の使い方しかできないのだ。スプーンを手前や奥に押したりするのは苦手だ。だからたぶん、右にあるカレーを左のライスに持っていくのが正しいだろう。

    ただ、レストランでカレーを注文するとカレーを手前に向けてを持ってくるウエイターが多い。美的に正しいからだ。だけど、私は思わずウエイターを目を遣る。視線がこちらをむいていないのを見計らって90度だけ右に回転させる。この90度の回転というのは正しいのだろうか。だけど多分、全国のレストラン、洋食屋、カレー専門店で行われているに違いない。私がカレーを90度回転させているとき、別の場所で誰かが90度回転させているのだ。カレーを食べようという瞬間、私は見知らぬ誰かとシンクロしている。カレーってなんと楽しい食べ物なのだろう。

  • 牛丼屋のカレー

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    Creative Commons License photo credit: autan

    実は私は牛丼があまり好きではない。牛丼が好きでないのか牛丼屋が好きでないのかははっきりしない。柳ケ瀬の吉野家にいい思い出がないのは確かだ。狂牛病騒ぎで牛肉絶滅の危機なんていうときに、牛丼屋に行列を作るひとの気持ちは全くわからなかった。それは自分が牛丼を好きでないことを知っていたからだろう。ただ、あの騒動のおかげで、牛丼以外のメニューが増えたのはうれしい。

    いつの間にか帰り道にできていたすき家に立ち寄った。そこで、食べたのがカレーなのだ。牛丼屋のカレーがなかなかおいしかった。もはや牛丼なんてメニューにいらないと思う。店に入ったのも看板に牛丼と並んでカレーと書かれていたからなのだけど、看板に書くぐらいだから昔からやってたのだろうか。なか卯は看板にいろいろ書いてあって牛丼屋なのか何屋なのかわからないけれど、すき家は牛丼とカレーだけが書かれていた。

    すき家に入ったのは初めてだったけど、店内は悪くなかった。広々としていたのが良かった。ただたんに郊外にあるから広かっただけかもしれない。24時間禁煙だし、カウンターではない席もあるし、それになにより水が麦茶だ。はじめは汚れたコップに水いれてきたのかと思ったので、突き返してやろうと思った。紛らわしいから気をつけないといけない。その店はドライブスルーが人気みたいで店内で食べる人数よりも多そうだった。ドライブスルーで牛丼なんて買ってどう食べるんだろう。ハンバーガーみたいには食べられないだろうに。ゴミはどうするんだろう。家に帰ってから食べるんだろうか。

    ところで、すき家は店舗数で吉野家を抜いてナンバーワンらしい。吉野家が一位だというのは全くの思い込みだったなんて、そんなこと今日まで知らなかった。松屋はどこに行ったのだろう。松屋は味噌汁がついたはずだ。カレーにも味噌汁がつくのだろうか。カレーは好きなのでおいしいカレーなら食べてみたいと思う。すき家でのカレー体験は今後も、いろんな牛丼屋でカレーを食べてみるきっかけになりそうな気がする。