少し前のことですが、第227回日本内科学会東海地方会で発表した「Schizophyllum commune(スエヒロタケ)によるアレルギー性気管支肺真菌症の1例」が、優秀演題賞に選ばれました。こんな賞をいただくことは初めてなのでとてもうれしいです。加藤先生をはじめ指導していただいた長良医療センター呼吸器内科の皆さまには大変感謝しています。副賞で図書券もいただいたので、勉強の本を何冊か買おうと思います。
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「IgA と IgG サブクラスの欠損症」について書きました
3月20日出版の「別冊日本臨床 新領域別症候群シリーズNo.36 免疫症候群(第2版) Ⅲ」の「IgA と IgG サブクラスの欠損症」の項目を書きました。長良医療センター臨床研究部部長の金子先生と共著です。金子先生にはBloom syndrome (ブルーム症候群) について書いた時に続いて大変お世話になりました。
分厚い本なのですが、図書館に1冊ぐらい入っていることが多いので、もしも見つけたら開いてみてください。ちなみに428ページからです。
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耳栓9種詰合せ
MOLDEX耳栓9種類おためしパックというものをAmazonで見つけて買った。耳栓はけっこう好きでなにかに集中するときなどに愛用している。この数年はサイレンシアというものを使っていた。だけど他の種類のものも試してみたいという気がしてAmazonで探していたらお得そうな9種類の詰め合わせを見つけた。
耳栓といえば、雑音を消すのが目的で、雑音がしっかり消えるのが良い耳栓なのは間違いないと思う。だけど、実際には何かに集中したい時に使うことが多い私にとっては、その集中を妨げないことも大事なポイントだ。耳の収まり具合が悪くて気になってしまうものはダメだし、痛みを感じるものは長く使えない。とにかく色々使って試してみてサイレンシアよりも付け心地がいいものを見つけたい。
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人工知能がプロ棋士に勝った
最近の一番のビッグニュースは、Googleの人工知能AlphaGoが囲碁プロ棋士に勝ったということだろう。つい少し前まで、あと10年はかかると言っていたはずなのに、想像以上に早くその時刻がやってきたなと驚いた。
人工知能VS人間といえば囲碁電王戦を思い出す。そのころはまだまだ弱くて、私でも勝てる程度だった。電聖戦でも日本のプロ棋士と3−4子で対局している程度なので、まだまだアマチュアレベルと思っていた。それが今回はヨーロッパのプロ棋士に勝ったということで、次の相手はなんと李世ドルらしい。どうなることだろう。AlphaGoは、モンテカルロ法とディープラーニングの組み合わせらしい。ディープラーニングは最近一気に色んな所で聞くようになってるけれど私はまだよく分かっていないので勉強しなければと思う。
Google Japan Blog で興味深く感じたのは次の部分だ。
しかし、私たちの目標は棋士の真似をさせることではなく、コンピューターが名人と競い、勝てるようにすることです。
しかしながら、この結果の最も重要なことは、AlphaGo が人間の手によって作られたルールに基づいた「エキスパートシステム」ではなく、普遍的な機械学習技術を使って、囲碁を自らマスターした、という点です。
当然のことながら囲碁以外にも広がっていくだろう。ワクワクすると同時にいったいこの先どうなるんだろうと考えてしまうところもある。