あまり論文を書けないままだけれど、今年ももう半年以上が過ぎてしまっている。大学でやったほうが捗ることもあれば、自分の家のほうが捗ることもあって、でも結局作るのは論文なので家と大学との間をいろんな物を毎日持ち運んでいる。とくに急に「あの論文が読みたい」となることは多いので、手元に論文があるかどうかは何をするにも大きな問題だ。でもそれが自分の家だと、論文を簡単にはダウンロードできないことも多くて、行き詰ってしまってやる気急降下という事になりがちだ。
私はこの2年半ぐらいはずっと Mendeley を使って論文を整理していたのだけど、その論文の PDF の保存先を Dropbox にしたらいいというブログを見つけてからは、それに従っている。そのフォルダを Goodreader で Sync しているので iPhone からも iPad からもらくに見られるようになった。おかげで、学会へ行く途中の電車内での「あの論文が読みたい」にも慌てることが無くなった。(とはいっても Mendeley lite のアプリのほうが検索するには楽なので、普段は iPhone のメモリを圧迫しているだけのような気もしている。)
デスクトップアプリに “Added” という項目があって、それを見るといつその論文をダウンロードしたのかがわかる。それを見て「あの頃はよく読んでいたんだなあ」と思ったりすることもあるし、数週間全く論文を追加していない時期があって、なんだかヘンな時期もあったようだなと思うこともある。”Title” でソートしてみていつも思うのは、”Association of …” という論文ばかりだということだ。疫学だとやっぱりそんな論文がおいのかなとも思う一方で、自分はそうではないかっこいいタイトルを付けてやろうと思ったりもするのだけど、なんだかんだでやってる研究の内容は “Association of… ” なんだから仕方ないかなと思う。
実はダウンロードしたのだけれど、全く読んでいない論文というのがいっぱいある。それで最近強く思うのが、読書の秋なのだし、そういうのを読んでみようかなということだ。ダウンロードしたということは読む価値有りとその時は思ったのだろう。それにむかしダウンロードした論文を今またダウンロードしようとしていて、「なんだ、去年こんなのをダウンロードしていたのか」ということも多い。面白そうなのから少しずつ読んで、書くときのヒントを発見していきたいなと思う。
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