茶道会館で初釜

1月13日は、友人に誘ってもらって茶道会館の初釜にお邪魔してきた。高田馬場駅から冷たい空気に触れながら歩いていると着物姿が増えてきて初釜気分が盛り上がった。大きいところだよとは聞いていたものの、案内図を見て予想以上の大きさで驚いた。

2014-01-13 11.32.40

正客の譲り合いがあると男性というだけで「どうぞどうぞ」となるんだけどそこはなんとか許してもらった。とはいえ次客が二回まわってきたり、友人には正客がまわってきたりで、東京の厳しさを知った。濃茶は島台の銀の茶碗(大きい方)になみなみと残っていたので、ここが男の見せどころと一人で飲み干す勢いでごくごくいただいた。めちゃくちゃ美味しい濃茶だったので少ししか飲まない人はもったいないなと思った。(ちょうど同じ席に一保堂の人がいて、「さすが一保堂ですねえ」と言われていた。)

そういえば、午年ということで、馬上杯が出ていたのだけど、一体どういうふうに手に取るといいものなんだろう。高台をガシっとつかむものなのだろうか。広間でいただく時というのはもうちょっと上品そうな方法があるのかもしれない。わからないことがあるのはいたしかたのないことなのだし、むしろ、そんなどうしたらいいんだろう困ったぞという時でも慌てないでいられる人になれたらいいのになと思った。

2014-01-13 17.11.58

帰る前に三井記念美術館で「楽茶碗と新春の『雪松図』」を見てめでたい気分をさらに盛り上げてから、ビアホールライオンにいった。建物に入ってすぐ目に飛び込んでくるモザイクタイルの壁画と熱気に迫力を感じた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です