投稿者: 玉井 裕也

  • ガラスのギラギラ

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    Creative Commons License photo credit: Debs Koritsas

    このところ車のフロントガラスのギラギラが気になっていた。なんだろうと検索したらこれはどうやら油膜というものらしい。ワイパーの跡のようなものがうっすら見えるのだ。ワイパーの跡ぐらいならまだいいのかもしれない。もっと困っているのは後ろのガラスだ。いつの間にか雨水の流れた跡のようなものがうっすら見えるようになっていた。後ろのガラスにはワイパーが付いていないからだろうか。雨の日は後ろが見ににくくて危険だ。

    この油膜はひどくなると、晴れの日でも「夜間には対向車のライトが乱反射して見にくくなる」そうだ。そんなことになる前に何とかしなければ。だけどこういうのはかなり面倒くさい。もっと簡単な方法はないものだろうか。ガソリンスタンドではそういうサービスはしていないのだろうか。そういえばガソリンスタンドも最近はセルフ給油スタンドばかりで、窓ガラスもまともに拭いてはくれない。そのせいで窓ガラスが汚れているのかもしれない。

    ともあれ、こちらの商品の動画では、キイロビンとブルビンというのを勧めている。ふざけた名前の商品なのであまり使いたくないけれど、致し方なしか。とりあえずこれを使ってみて、効果があることを祈るのみだ。

  • JCBカードが使えないなんて!

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    Creative Commons License photo credit: James Cridland

    驚いたことにJCBの使えないお店に出会った。正確にはVISAやMasterCardは使えるのにJCBはだめだというお店だ。ヒルマン監督もシンジラレナ~イ瞬間だった。

    私はいつごろからかクレジットカードが好きになった。クレジットカードでなくてもいいのだけど、現金で決済するのが嫌いになった。小銭が増えて財布が分厚いのは好きになれない。小銭が嫌いという理由がクレジットカードを使いだした理由だからコンビニでジュースや弁当を買うような少額の決済の時こそ、クレジットカードの活躍の場なのだ。

    そんなカードの中でJCBをいつも持ち歩くようになったのは、大学の近所の本屋がJCBしか使えなかったからというだけだ。しかし、そのいつもの場所で使えるという事実が重要だった。JCBこそ日本で最も使えるカードだと聞いていたのにまさかJCBだけ仲間外れにするお店に出会うなんて驚いた。アムステルダムでも大人気だというのに、日本で使えない場所があるなんて悔しい。それでも私はJCBを使おうと思う。

  • わたせせいぞう体験

    httpv://www.youtube.com/watch?v=x5-MDTgUm7U

    きょうの帰り道、わたせせいぞうの漫画に出てくるような女性を見た。サックスブルーのワンピースに麦わら帽子をかぶっていた。帽子には黄色い花が咲いていた。まるで「ハートカクテル」の回想シーンのような雰囲気で思わず見とれてしまった。大学のすぐそばの農道の出来事なのだけど、なんだか幸せな気分になれた。いったいだれだったのだろう、大学生のような気もする。ほんとうに久しぶりのわたせせいぞう体験で、おもわず電柱に車をぶつけそうになった。それぐらいに目を奪われてしまったのだ。

    私はこんな瞬間を「わたせせいぞう体験」と呼んでいる。わたせせいぞうの漫画のワンシーンのような光景を見ると、それだけで私はとても幸福になれるのだ。本屋で「ぴあ」の表紙を見るたびに、実際にこんなことがないものだろうかと思っている。そういうわけで、岐阜にもわたせせいぞうがいるのだと知るとうれしくなってしまうのだ。

    こういう光景は探しに行ってしまっては面白くないのだと思う。全く忘れてしまって、そんなことを気にもしていないときにはじめて、わたせせいぞうの世界に引き込まれる瞬間がやってくるのだ。またそんなわたせ体験をしたら報告したいと思う。

  • 「道の駅織部の里もとす」と「織部展示館」

    道の駅 織部の里もとす Michi-no-Eki Oribe no Sato Motosu

    ずっと気になっていた「道の駅織部の里もとす」と、そのなかにある「織部展示館」に行ってきた。この道の駅は行ってみる価値があった。まず、立派な山門が出迎えてくれるので通り過ぎることはない。そして、その中に「織部展示館」という古田織部や織部焼を紹介する展示館がある。これがなかなかいい展示館だった。

    織部展示館の入場料は300円だった。300円がもったいないのか入らない人がいるおかげで、展示館の中は騒々しくもなく、落ち着いて展示物を見ることができてちょうどいいと思った。そんなことより、この展示館に入ってすぐに出迎えてくれるのが、私が気になっていると言っていた「『泪』の茶杓」だ。正確にはその複製品だ。その泪の銘の茶杓と、古田織部が千利休の位牌代わりに拝んだという真っ黒の漆塗りの筒と共に置いてあった。複製品とはいっても、これを見て感激した。茶杓の展示のすぐ下の解説によると、千利休は切腹に際して古田織部と細川三斎に茶杓を送っていて、それぞれの銘が「泪」と「命」だそうだ。この銘はのちの時代になって与えられたものらしい。

    道の駅の中にある展示館としてはなかなかの出来だと思った。たしかに財政的に限りのある中ではあるものの、写真と実物とがをうまく組み合わされていて、解説がなかなかうまいおかげもあって、古田織部という人がどういう生涯を送ったのかをよく知ることができた。茶人としてではなく、戦国武将としても古田織部は活躍していたのだと知ることができたのが私にとっては大きかった。展示館のなかには古田織部のほかに、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の像もあって、そしてその三人が古田織部について語ってくれるという趣向は私の好みにも合って興奮した。

    この道の駅では「織部焼の絵付け体験」や「そば打ち体験」などもあって楽しいところだと思う。数は多くないものの駅の中では織部焼も売っている。それに道の駅と言えば定番の、新鮮な野菜や果物といった農産物などの特産品もあった。「織部の里の米」というお米まで売られていた。それからこの夏の時期なので、カブトムシやクワガタがたくさん売られていた。オオクワガタが5000円以上で売られているのを見たのは初めてだったので少し驚いた。私は食べなかったけれど、この道の駅では「織部薬膳弁当」や「織部正定食」というのがかなり人気らしい。それに、そばは注文を受けて打っているので、時間は少しかかるけれど味には自信ありとのことだった。

  • 野菜ジュースはトマトが基本

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    Creative Commons License photo credit: iyoupapa

    野菜ジュースの世界では常に二つの勢力が争っているような気がする。トマト派とニンジン派である。野菜ジュースのベースとなるべきはトマトか、あるいはニンジンか、これまで幾度となく議論されてきた。双方の言い分はわかるのだけど、ここで結論を下すことにする。野菜ジュースのベースはトマトが基本だ。野菜ジュースは嗜好品だから各人の嗜好に合ったものがいいなんてことではいけない。

    どうしたらいいのかわからなくなった時はとりあえずWikipediaに頼るべし。なんと、野菜ジュースに元祖があるらしい。キャンベルのV8野菜ジュースこそが野菜ジュースの元祖らしい。ちなみにこのV8野菜ジュースは、私も飲んだことがるけれど、間違いなくトマトベースの野菜ジュースである。

    元祖がトマトベースと知れたとなると、次なる疑問は本家はどちらかということになる。何を基準に本家野菜ジュースを決めたらいいのだろう。とりあえず、gooランキングをみる。どうやら本家はカゴメ野菜ジュースということらしい。こちらもトマトベースである。というわけで元祖も本家もトマトだった。

    それでは今後はどうしたらいいのか考えてみた。野菜ジュースの基本がトマトだとしても、ニンジンベースの野菜ジュースも根強い人気がある。そういうわけで、トマトベースの野菜ジュースが好きな人が今後さらに自信を持って飲み、ニンジンベースが好きだという人が今後はトマトベースの野菜ジュースもたまには飲むようにするのが、ちょうどいい加減だと思う。