投稿者: 玉井 裕也

  • 牛丼屋のカレー

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    実は私は牛丼があまり好きではない。牛丼が好きでないのか牛丼屋が好きでないのかははっきりしない。柳ケ瀬の吉野家にいい思い出がないのは確かだ。狂牛病騒ぎで牛肉絶滅の危機なんていうときに、牛丼屋に行列を作るひとの気持ちは全くわからなかった。それは自分が牛丼を好きでないことを知っていたからだろう。ただ、あの騒動のおかげで、牛丼以外のメニューが増えたのはうれしい。

    いつの間にか帰り道にできていたすき家に立ち寄った。そこで、食べたのがカレーなのだ。牛丼屋のカレーがなかなかおいしかった。もはや牛丼なんてメニューにいらないと思う。店に入ったのも看板に牛丼と並んでカレーと書かれていたからなのだけど、看板に書くぐらいだから昔からやってたのだろうか。なか卯は看板にいろいろ書いてあって牛丼屋なのか何屋なのかわからないけれど、すき家は牛丼とカレーだけが書かれていた。

    すき家に入ったのは初めてだったけど、店内は悪くなかった。広々としていたのが良かった。ただたんに郊外にあるから広かっただけかもしれない。24時間禁煙だし、カウンターではない席もあるし、それになにより水が麦茶だ。はじめは汚れたコップに水いれてきたのかと思ったので、突き返してやろうと思った。紛らわしいから気をつけないといけない。その店はドライブスルーが人気みたいで店内で食べる人数よりも多そうだった。ドライブスルーで牛丼なんて買ってどう食べるんだろう。ハンバーガーみたいには食べられないだろうに。ゴミはどうするんだろう。家に帰ってから食べるんだろうか。

    ところで、すき家は店舗数で吉野家を抜いてナンバーワンらしい。吉野家が一位だというのは全くの思い込みだったなんて、そんなこと今日まで知らなかった。松屋はどこに行ったのだろう。松屋は味噌汁がついたはずだ。カレーにも味噌汁がつくのだろうか。カレーは好きなのでおいしいカレーなら食べてみたいと思う。すき家でのカレー体験は今後も、いろんな牛丼屋でカレーを食べてみるきっかけになりそうな気がする。

  • G党女子中学生に遭遇する

    Tokyo Dome 2003
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    近所の本屋で久しぶりに月刊ジャイアンツを見つけて読んでしまった。ジャイアンツファンクラブに入って、月刊ジャイアンツも定期購読していた頃を思い出した。当時は松井のホームランカードやジャイアンツの勝利試合のカードが付いていた。それをハサミで切っていたことも懐かしい。原巨人V3なんていう特集雑誌がいくつもあったので夢中になって読んでいた。

    この7,8年はナイター中継も全く見ていないので知らない選手ばかりになっていた。現役選手よりも監督やコーチのほうに親しみのある名前が多くなっていた。新聞のスポーツ面はほとんど読まなくなってしまったし、プロ野球ニュースもまったく見ていない。いつ頃からかナイター中継も減ってきたそうだし、私だけでなくて、野球の人気そのものがなくなってきているのかと思っていた。

    でも実はそんなことはないみたいだ。本屋で何冊か手に取っていたところ、隣に中学生がやってきて、巨人優勝特集の雑誌を読みはじめたのだ。しかも女子中学生だ。そのうちに原巨人V3やらそこにある何種類もの特集号を手にとって見始めたのだから驚いた。こちらもじろじろ見るわけにもいかないのだけど、気になったので斜めからのぞいたところ白黒のページを読んでいたみたいだった。そんなページまで読むようなファンがいるなら、野球はまだまだ最も人気のあるスポーツに違いない。

  • 申年生まれとしては

    と
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    どうしても猿が気になるのである。この間は大学への通り道でなんと猿を見かけた。こんなところにまで出てきているとは驚いた。そういえば去年の今頃は猪の親子を見かけたこともあった。車の中から見ただけなので全く怖いことはなかった。とうぜんのことながら猪はぬいぐるみよりも実物のほうがずっとかわいらしい。収穫の季節になるといろんなものを食い荒らしていくみたいだ。畑の周りには猪除けの囲いがよくあるのはそのせいだろう。獣たちは人が見ていないところで実はかなり街のほうにまで出没しているのかもしれない。

    十二支に出てくる動物を考えてみたけれど、意外といろんな動物を見ているものだときがついた。唯一見ていないのが辰である。竜なんて今後も見ることはないだろう。そう考えると辰年の人はかわいそうだ。ウィキペディアによると亥は猪ではなくて豚でもいいらしい。だけど豚年ってのはいい気がしない。

    ところで申年の五行は「金」があてられているけれど、これは金星のことだろうか。金星といえばいまの総理大臣の奥さまが金星人だったはずだ。こういうのをまじめに見ていくと実は結構おもしろそうだと前から思っていた。これを機にちょっと調べてみたいと思う。

  • ハンガーヌンチャク

    https://www.youtube.com/watch?v=ppyYl51Ujns

    今日は新しいハンガーを買った。ながしおのハンガーはオススメだ。その帰り道に立ち寄った本屋で手に取った雑誌に載っていたのが、武田鉄矢の「刑事物語」のDVD発売の広告だった。刑事物語といえばハンガーヌンチャクに決まっている。今日はハンガーの日だと一人で興奮してしまった。

    実は武田鉄矢のことがしばらくの間あまり好きになれなかった。それは「3年B組金八先生」の姿をつい連想してしまうからだ。武田鉄也の代表作といえばやはり金八先生なのだろうけれど、武田鉄矢はそれ以外での演技のほうがよっぽどいいと思う。金八先生の武田鉄矢はやりすぎで不自然だ。武田鉄矢はどこか芝居くさいところがいいんだけど、坂本金八はやりすぎだと思う。ほかのドラマや映画では本当に凄い俳優なだけに残念だ。

    武田鉄矢といえば「101回目のプロポーズ」が今でも忘れられない。大河ドラマの太平記での楠木正成も好きで、楠木正成といって思い浮かぶのは私の場合はなぜか武田鉄矢の顔なのだ。そんな出演作の中でもとくに印象的だったのは刑事物語だ。ハンガーヌンチャク以外も、とても面白い映画たった。テレビの何とかロードショーで見ただけなのだけど、いくつかのシーンをよく覚えている。youtubeで見つけて懐かしく感じた。また見たい気もした。

  • 彼のオートバイ、彼女の島

    連休だったので、ビデオレコーダーに録りためた映画を見ようと思った。録画したままの映画はもう1年近く前のものまである。どれから見ようかと思ってちょっとネットで検索していたら、gyaoがyahooの一部になっていたことを知った。たまたまそこで見つけてしまい見てしまった映画が「彼のオートバイ、彼女の島」だ。レコーダーの映画を消化するはずができなくなってしまった。

    そもそもなんで映画を見る前にネットで検索するのかといわれるかもしれない。私はいつも映画はあらすじを知った上で見たいのだ。話の展開を知っていたほうが映画は楽しいと信じているからいきなり映画を見るなんてできないのだ。一通り展開を知っていないといけない。だからネットで「ネタバレ」なんて書かれていても気にせず読んでしまう。そのほうが映画を100パーセント楽しめる。知らない人は試してほしい。

    肝心の映画はというとカワサキのバイクが中心である。原田貴和子と竹内力の二人だけのシーンが特にいい。この映画を見ようと思った理由が頭に張り付けてある予告編をyoutubeで見つけてしまったからだ。こういう予告編が私は好きだ。字幕というかタイトルというのか、あの文字の出てくる感じが大好きだ。映画館にはもう長い間行っていないけれど、この予告編を見て映画館に行きたいと思った。テレビのCMで見る予告編というとおすぎとピーコが叫んでいるようなものばかりで、これでは映画館に行こうという気分にならない。だけど、こういう予告編を見たらみんな映画館に行きたくなるのじゃないかと思う。映画の予告編はどれも素敵だからまたyoutubeでいろいろ探そう。