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オススメ記事

  • 甲府の旅

    1月25日から27日まで甲府駅前で日本疫学会があった。私にとっては初めての甲府だ。今回乗った電車は次の通り。

    ■名古屋
    ↓ 08:00〜09:53
    ↓ JR特急ワイドビューしなの3号 長野行
    ↓ 10番線発
    ■塩尻
    ↓ 10:03〜11:05
    ↓ JR特急あずさ12号 新宿行
    ■甲府
    名古屋〜甲府 4,750円
    名古屋〜塩尻 2,160円 (特急自由席料金)
    塩尻〜甲府 1,180円 (特急自由席料金)

    私は特急が好きだ。新幹線と違って、特急は車内に踏み入れた瞬間に、一気に旅モードにしてくれる。ちょっとローカルで野暮ったいんだけど、それがかえっていいのだと思う。

    食事のことも忘れないように書いておこう。甲府に出発する前に名物料理をネット検索するとやはり「ほうとう」が一押しだった。どこでほうとうを食べるのがいいんだろうと悩んだのだけど、駅前にもある「小作」が良さそうだとなった。旅先でおいしい和菓子屋を見つけて食べ比べするのが好きなのだけど、今回は時間がなくてそれはできなかった。結局、この旅で食べられたのは、

    塩尻駅で買った駅弁の「とり釜めし」を特急あずさの車内で

    ミレーで有名な山梨県立美術館のレストランで「ミレーの種をまく人 アートドリア」

    小作甲府駅前店で「かぼちゃほうとう」を

    そして、勝本くんに教えてもらった甲府駅北口近くの生そばきりで「せいろ」と「鳥もつ」

    土産に買った澤田屋の「くろ玉」

    どれもとても美味しかった。少なくとも今なら写真を見るだけでも味もをしっかりと思い出せる。美味しいものを食べられるとそれだけでも旅の記憶が立体的になるような気がする。

  • Curriculum Vitae (CV) の書き方

    CV こと Curriculum Vitae をアップデートしようとしたのだけど、どういうCVが良いCVなのかという疑問が湧いてきて、いろいろ調べていた。なかなかいい情報というのが日本語では少ない。海外の大学などのサイトで見つけたものが割りと詳しくて、信頼できそうだった。

    日本の大学ではこういうCVや履歴書の書き方講座なんてほとんど無いのじゃないかと思う(東大のような大きな大学ならあるのだろうか)。就活学生向けの情報というのはあるけれどもちょっと方向が違う。アカデミックなポジションを探している学生や研究者向けの情報というのは本当に少ないのでなんとか増えて欲しいものだ。

    当然だけど送る相手によって内容を書きなおすべきなのだけど、ここに書いてあるのは私のような理系の大学院生を含む若手研究者ならたいてい応用大丈夫だと思う。CVとResumeの違いがいまいち正確にわかっていので両方の情報が混ざっているかもしれないけれど、CVについての情報がほとんどだと思う。

    スタンフォード大学
    https://beam.stanford.edu/sites/default/files/stanfordphd_cg15-161.pdf

    ハーバード大学
    http://ocs.fas.harvard.edu/files/ocs/files/gsas-cvs-and-cover-letters.pdf

    コロンビア大学
    http://www.careereducation.columbia.edu/sites/cce/files/Resume_Planner_2010-2011_Web.pdf
    http://www.careereducation.columbia.edu/sites/cce/files/columbia_cpg15-16.pdf

    ブラウン大学
    https://www.brown.edu/academics/medical/sites/brown.edu.academics.medical/files/uploads/CV%20Writing%20Tips_0.pdf

    UCLA
    https://grad.ucla.edu/asis/agep/advcv.pdf

    UCバークレー
    https://career.berkeley.edu/PhDs/PhDCV
    https://career.berkeley.edu/sites/default/files/pdf/Guide/ResumeLetterWriting.pdf

    UNCチャペルヒル
    http://writingcenter.unc.edu/handouts/curricula-vitae-cvs-versus-resumes/
    https://careers.unc.edu/sites/careers.unc.edu/files/documents/Writing%20a%20CV.pdf

  • チック・コリア&小曽根真@愛知県芸術劇場

    5月27日のことだけど、仕事のあと、念願の「チック・コリア&小曽根真 ピアノデュオ プレイズ・アコースティック」を聞きに愛知県芸術劇場コンサートホールに行ってきた。

    chick corea ozone makoto

    生チック・コリアは今回が初体験なのだけど、期待以上だった。私の席は小曽根真の背中側でチック・コリアの正面といったところだった。チック・コリアはとてもお茶目で、脇から登場するなり、iPhoneで客席の写真を撮ってニコニコしていた。もうちょっと難しそうな人なのかなとずっと思っていたので意外だった。チックはわかりやすい英語を選んで話してくれたので、チックの冗談に客席がそのまま笑いで返したりととても心地よかった。

    chick corea ozone makoto

    小曽根真はチックコリアとの思い出などをいっぱい話してくれた。私はこれまでどういう接点があったのか知らなかったのでとても興味深く聞いた。二人の掛け合いのトークもとてもおもしろかった。もしもまた二人のデュオがあったら(もちろんデュオでなくても。)また聞きに来たい。それから、コンサートホールでのライブはいいなと思った。客席で拍手がスーッと始まってスッと収まるのはやはりゾクゾクする。

    chick corea ozone makoto

  • R使える本

    Rでデータ解析するときに手元にあると便利だと感じた本を紹介したい。多少の統計の知識があって、それを実際に自分でやってみたいという人に役立ちそうな本だと思う。個人的には、その本を教科書のように最初から最後まで順番に読んで覚えていくという風な使い方はしていないし、そういう使い方には適した本ではないかもしれない。

    Rそのものの基本的な使い方は、ウェブ上にある入門的な勉強会の資料など(PDFやslideshareなどになっているもの)を、いくつか読んで、あとはただただ目の前のデータと一緒にやってみるのがいいと思う。そんなときに手元においておいて参考書や辞書のように使えそうな本を挙げてみた。本とGoogleで検索してやり方を発見するのがいいと思う。それから、Rでやったほうが楽なことはRでやるけれど、Excelでやったほうが楽なことは素直にExcelでやるのも大事だと思う。(とくによく使っている本に※を付けた。)

    RStudioではじめるRプログラミング入門
    Garrett Grolemund (著), 大橋 真也 (監修), 長尾 高弘 (翻訳)

    Rによるやさしい統計学
    山田 剛史 (著), 杉澤 武俊 (著), 村井 潤一郎 (著)

    The R Tips―データ解析環境Rの基本技・グラフィックス活用集
    舟尾 暢男 (著)

    Rクックブック
    Paul Teetor (著), 大橋 真也 (監訳), 木下 哲也 (翻訳)

    改訂2版 R言語逆引きハンドブック※(6月末に第3版が出版予定らしい)
    石田 基広 (著)

    Rクイックリファレンス 第2版
    Joseph Adler (著), 大橋 真也 (翻訳), 木下 哲也 (翻訳)

    データ分析プロセス (シリーズ Useful R 2)
    福島 真太朗 (著), 金 明哲 (編集)

    アート・オブ・Rプログラミング
    Norman Matloff (著), 大橋 真也 (監訳), 木下 哲也 (翻訳)

    Rグラフィックスクックブック ―ggplot2によるグラフ作成のレシピ集
    Winston Chang (著), 石井 弓美子 (翻訳), 河内 崇 (翻訳), 瀬戸山 雅人 (翻訳), 古畠 敦 (翻訳)

  • 澤野工房

    ゴールデンウィークに大阪へ行った。大阪市立美術館の「王羲之から空海へ」を見るためである。国宝だけで30もあるとても豪華な展覧会だった。トーハクで王羲之を見てから、書の展覧会を見に行くのが楽しくなったのだけど、もうしばらくこの気持ちは冷めないと思う。

    大阪市立美術館は天王寺駅の近くで、そこから少し歩くと、通天閣が見える。通天閣を見ると、わたしはついつい「ふたりっ子」を思い出すのだけど、その新世界の商店街を歩いていて、もう一つよらなければと思いだしたものが「澤野工房」だ。澤野工房という名前を知ったのは、私の好きな山中千尋の古いアルバムを探していた時だっったと思う。もともとは大阪の履物屋だったのが、ジャズが好きで輸入などしていてレーベルまで作ってしまって気がつけば超有名なジャズ・レーベルということらしい。すごくカッコいい話だ。そんな店には行かなければと思いつつ行けずじまいだったのだけど、この日は忘れずに寄ることができた。

    本当に履物屋で、下駄やらいろいろ並んでいる。履物を買いに来ている人が店先にいて興味のない人にはただの履物屋だろうと思う。中に入ると、店主の澤野さんがいて、ジャズファンと話をしていた。私もつい耳を手向けてしまった。私はそこで山中千尋のCDを3枚買った。久しぶりの買い物だ。おもわず、澤野さんにサインをねだってしまった。7月には名古屋ブルーノートで山中千尋のライブがある。それまでこのCDを聴きまくろう。

    osaka

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