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  • 岐阜県関市観光PRドラマ「フラワーズブルーム」

    ちょうど1年前の関市に引っ越してきたとき、色んな場所で見かけたポスターがあった。新しく公開された映画のポスターだと思って見ると、「フラワーズブルーム」という関市の観光PRドラマだった。YouTubeでも無料で見られたし、関市内の観光施設で大きな画面でも見られた。アイドルを目指す高校生が主人公のいわゆる青春映画だ。観光PRにもなっているので、関市内のあらゆる場所が舞台になっていて、観光した気分にもなれて楽しい。

    ストーリーは以下の通りで、キャストのほか、どんな場所が登場するかはこちらのページが詳しい。

    岐阜県関市の高校に通う、何から何まで普通の少女・山田花子と、才色兼備の同級生・長屋香澄。退屈な日常を打破すべく、ペアを組んでご当地アイドルオーディションへ参加する事に。オーディション合格条件は、オリジナルソングやパフォーマンスの他にご当地知識も必須。2人を応援する『せきてらす』の職員ミサトも巻き込んで、アイドルになるべく計画を立て始める2人。花子と香澄の暑い夏が始まる…。

    日本国際観光映像祭というものがあることを知った。全国各地で観光PRのために映像が作られている。行きたくてもいけない場所がほとんどだ。ひとつひとつ見ていくのも面白そうだ。

    予告編

    第1話

    第2話

    第3話

    第4話

    第5話(最終話)

    完成披露試写会トークライブ第1部

    完成披露試写会トークライブ第2部

    試写会トークライブ(11時開始)

  • 映画「感染列島」

    家で過ごすことが多くまたAmazon Prime Video をよく利用するようになった。2009年の映画「感染列島」を見た。この映画を公開した直後に新型インフルエンザの流行があったそうだ。現在の新型コロナウイルス感染症流行の前にもなにか似た感染症のアウトブレイクを扱った映画の公開はあったのだろうか。

    映画はおもしろかった。妻夫木聡はこの映画でも情に厚い現場の医師の役で、檀れいはWHOから派遣された医務官なのだけど実は妻夫木聡の大学の先輩で元恋人という役だ。展開そのものには波乱は少ないのだけど、おもしろい場面が散りばめられていると思う。まず、未知のウイルス感染症に感染して、エボラ出血熱のさらに激烈なイメージなのか、目から出血したり吐血したりする描写が強烈だ。それから、感染症の蔓延に伴って街がどんどん荒廃して、内戦中のシリアのような様子になっていた。コロナウイルス感染症でもさすがにこんなことにはならないだろうとは思ったけれど、1000万人も死亡するような状況になればそういうこともありうるのだろうか。それから感染症研究所の研究員役のカンニング竹山が野武士のように、現場に侵入して検体を取って手柄をあげようとする場面があって、研究者の生命力を感じられるいいシーンだと思った。

    感染症アウトブレイクに関する映画はいっぱいあるのでまた探してみてみようと思う。

  • 映画「ファンシイダンス」

    https://youtu.be/jnc-lfNB7P4

    周防正行が監督をした映画が好きだということに気がついた。たぶん最初が高校生の時に見た「Shall we ダンス?」で、次に見たのはこちらも本木雅弘が主演の「シコふんじゃった。」だったと思う。どの映画もたいてい似た俳優が出てきて、もしかするとむしろそれが好きな理由なのかもしれない。

    この映画を見たのは、またアマゾンプライムで見つけた予告編が面白そうだったからだ。私が映画をみるかどうかは、まずは予告編を見て考える。だからどんなに実はいい映画だとしても予告編がなかったりあってもいまいちだと感じたら見ることはないと思う。

    周防正行の映画はいつも音楽がおもしろい。まず、プリンセスプリンセスの「恋に落ちたら」が主題歌になっていて、それが予告編で聞こえてきたのもこの映画を面白そうと思って私が見た理由の一つだ。そして、なによりこの映画の冒頭でも途中でも何度か出てくるモックンの歌う「若者たち」が、この映画のいいスパイスのような感じで、映画全体の雰囲気を作っていたと思う。

  • ブエノスアイレス

    僕は飽きっぽくて、どんなに好きになった事でもそのブームたいてい数年ほどでおわってしまう。好きな音楽のブームもそんな感じが多い中で、珍しく続いているのがアルゼンチン・タンゴのブームだと思う。初めてアルゼンチン・タンゴを聞いた時から、1年以上聴かないということはない。

    初めてタンゴを聞いたのは「ブエノスアイレス」という映画の中だった。その映画のサウンドトラックCDにも入っていた Milonga for three がとにかくカッコよくてコレはスゴイぞとなって、アストル・ピアソラのCDを買いに走ったのを覚えている。それ以来ずっとタンゴは聴き続けている。

    YouTubeを検索したら映画の予告編がいくつかあったので下の記録しておく。上がカンヌの時のもので、下が日本公開の時のもののようだ。

  • 朝日劇場

    Pink Film Theater

    岐阜柳ケ瀬の西の端に朝日劇場という映画館がある。岐阜も郊外のシネコンが流行って、柳ケ瀬に映画を見に行くという習慣は廃れてしまったみたいだ。柳ケ瀬にたくさんあった映画館がいくつも潰れているのは寂しい。私も小中学生の頃は、夏休みや春休みになれば必ず母に連れられて柳ケ瀬に映画を見に行ったものだった。

    夏休みになったので今年も家族向け映画がいくつも公開されているのだけれど、朝日劇場はピンク映画専門の映画館なので、夏休みだといっても家族連れが来るわけではない。私もまだ一度も入ったことはない。それなのに、何度もわざわざ映画館の前を通りがかったものだ。その妖しいポスターを横目に見ながら通りすぎるので精一杯なのは、知り合いに見つかった時のせめてもの言い訳のためだ。

    朝日劇場は三本立てみたいだ。映画館で三本立てというのはノスタルジーを感じる大切な部分だと思う。ちなみに一時間の作品を三本で1700円らしい。flickr に幾つか写真をアップロードしてある。今回は団鬼六の作品はなかったけど、たいてい3つのうち一つは団鬼六が入っているということが多かったような気がする。この朝日劇場の前には白い「上映中!!」という看板が今もあって、常に変わらないものの安心感を与えてくれる。「今、ほとばしる快感、熱きエロスの衝撃!!」という文句も相変わらず眩しかった。

    今度は勇気を振り絞って明るい時間帯に来てみよう。そうすれば本当に上映中だろうし、もっと面白いことがありそうな気がする。ちなみにこの近くにまさご座があるのだけど、その話は次に書こうと思う。

    Pink Film Theater

    Pink Film Theater