タグ: 買い物

  • デジカメが欲しい

    デジカメが欲しいと強く思う。電気屋に行くたびに、写真屋に行くたびに、カメラコーナーに立ち寄る。だけどいつも買えずに帰ってきてしまう。

    いま買いたいのはデジタルカメラだ。一眼レフか、コンパクトか、ずっと悩んでいた。最後にはコンパクトがいいと思うようになった。一眼レフは持ち歩かないと思う。フイルムの一眼レフを持っているけれど、ほとんど持ち歩いてない。大きくて重いカメラを毎日カバンに放り込んで持ち歩くのは私の趣味ではなかった。脇を締めて構えて、絞りやシャッター速度を考えてマニュアルで撮影する根気は私にはなかった。本気になれば楽しいはずなのだけれど、本気になれないような気がする。ただ、ファッションとして、カッコイイから一眼レフを持つという選択肢が有力だったからずっと悩んでいた。でも、そういうのもやめて、テキトーにシャッターを切りたいと思うようになった。林家ペーパー子みたいにシャッターをきりたいと思う。

    少し前まで持っていた RICOH CX4 はカメラが壊れたという妹の持ち物になった。どこかピントがぴったり合わない感じとオートフォーカスできるまでの時間が長いのも私の好みではなかった。そうはいっても10倍ズームは便利だったので、必要なときは頼んで借りようと思う。

    いろいろ条件を考えてみた。高倍率のズームはいらないけど単焦点は困る。できればF値の小さな明るいレンズがいい。片手でも夜でもかまわず撮りたいので手ぶれ補正も付いていてほしい。動画も撮れたらうれしい。アートフィルターやRAWはいらない。最後は「コンパクトなのにくっきりすっきり綺麗に撮れる」というカメラが欲しいということなのだけど、そればっかりは買ってみないとわからないよなと思う。

    お店に行ったらキヤノンの S95 を勧められた。売れているみたいだし、よさそうだった。対するニコンの P300 も悪くない感じだった。気になっていたオリンパスの XZ-1 はサイズがちょっと大きいかなと思った。これはキヤノンの G12 やニコンの P7000 も同じで毎日持ち歩くには大きいなあというところで、これ買うんだったらいっそのこと一眼レフ買いたいと思った。お店に人によると、最近はパナソニックやカシオのデジカメがかなり売れているそうで、カタログをもらってきた。フイルムでお世話になっているフジはというと、 X100 というのを見た目がおもしろいカメラがあって、買おうと思ったけれど10万円も出せないわと諦めた。

    色々書きましたが、私の希望を叶えてくれる写真の撮れるコンパクトなデジカメでオススメがありましたら教えて下さい。

  • 美濃陶芸庄六賞茶陶展

    このあいだ、岐阜高島屋にいったら美濃陶芸庄六賞茶陶展が回ってきていたので立ち寄った。時刻も遅く混雑していなかったので、ゆっくりとみられてよかった。それにしても有名作家の作品は高い。どうやって値段を付けているのかわからないけれど、そんなに高くなるものなのか。茶碗は特に高い。となりのぐい呑みにいくと十分の一ぐらいの値段だ。ぐい呑などの酒器をコレクションするという人の理由もそこにあるかもしれない。

    美濃陶芸協会のページにのっているとおり、今回の庄六賞は耀彩天目の水差しだった。天目っていまいちわかんないなあ、とずっと思っていたんだけど、天目にもいろいろあってけっこうおもしろいと感じて気になっている。コラムのとおりで、岩田渓山の耀彩天目は闇夜の星のようだった。ところで〇〇天目っていうものには何種類ぐらいあるのだろう。

    最近気になるのが黄瀬戸だ。このあいだ教室で作った一輪挿しに黄瀬戸をかけたらなかなかいい具合に濃淡が出てしまった。下手なだけでも、それもそれでよく出来のはうれしい。でもこういう所で見る黄瀬戸はそういうのとは全く違う。今回の庄六賞茶陶展にも安藤日出武の黄瀬戸の茶碗があった。いわゆる油揚手というのがこれなのか。ブツブツとザラザラがいい。そういえば写真で見た加藤唐九郎もブツブツザラザラしていた。これは黄瀬戸なのか。自分が黄瀬戸じゃないのか。

    こういう展覧会はいろいろな人の作品をまとめてみられるのでおもしろいとおもう。いろいろありすぎて混乱して帰ってくることも多いけれど、いろいろな人の作品を比較してみるのは勉強になる。どからどこまで存在しうるのかとうことをちょっと知ることもできる。

  • 文庫本の帯

    本屋に入ってすぐ目に飛び込んでくるのはいつも平積みの最新刊だ。ついつい手にとってしまう。帯がついている本ならなお良い。私はあの帯が好きなのだ。売り出し最中に帯が着いているのは当然だけど、売り出してから何年もたってまだ帯がついていたらもっと好きになる。そういう姿の本を見つけたときはさらに感動してしまう。それくら帯がついている本というのは魅力的だ。

  • ビニ本なんて買えないぞ

    Arranging the Yaoi

    近所の、といってもクルマで10分ほどの場所にある三洋堂書店に行った。マンガコーナーに行って気がついたのはなんと、すべての単行本にビニールで包装されていて、中身が見えないのだ。このあいだ自由書房で不思議に思っていたけれど、どうやらほとんどの本屋でこうなっているみたいだ。なんでこんなことをしているのかわからない。やめてほしい。わざわざ車を運転して行ったのに、何なんだいったい。

    理由を考えてみた。中身が青少年にふさわしくないから見えないようにしているのだろうか。そんなことはない。身分証を見せなくても買うことができる。立ち読みだけして買わないからだろうか。立ち読みしたらなおさら買いたくなるものだと私は思っている。ヤフー知恵袋などによると、どうやら本が汚れないためらしい。平積みの本っていうのは一番上は立ち読み用だと思っていた。二冊目以降をレジに持っていくものだと教えてあげねば。

    だいいち本屋にとっても中身が見えないせいで売るチャンスを逸しているはずだから、損だろうと思う。汚れている本で困る人と、中身が見られなくて困る人はどちらが多いのだろう。売上を上げるためのビニール包装なのか、売上を落とすためのビニール包装なのかはっきりしたほうがいい。ともかく私は中身がわからない本を買うなんてできない。表紙カバーだけを見て本を買う人とは一体何なんだ。その前巻を知ってなきゃ買えないなんて、1巻はどうやって買ったらいいんだ。どんなに評価の高い古典といわれる文学作品でも、表紙だけではなかなか買えない。名前だけ、表紙だけで買うという人は、そもそもアマゾンで買えばいい。わざわざ本屋に行く意味はないだろう。ビニール包装した本なんて、リアル本屋の存在意義を自ら放棄しているぞ。アマゾンですら中身が見えるようになってるってのに、もっと高速でページめくりができるのが本屋の良さだろう。それなのにもったいない。

  • ブックオフ・使用上の注意

    ブックオフは我らの味方である。とくに105円コーナーは強力な味方である。しかし、安いからとカゴについついいらない本まで放りこんでいることには注意しなければならない。本が安いからとブックオフに行くのに、お金を節約しようとブックオフに行くのに、いらないものまで買ってしまうのでは本末転倒だ。定価で買わないような本なら、安いからといって買う理由なんてないのだ。

    読みもしない本を買う割合が多いのもブックオフだ。本屋で定価で買えば、たいていその日のうちに読み始める。だけど、ブックオフで買った本はその日のうちには読み始めない。なぜだ。本屋と違ってブックオフだと一度にまとめてビニール袋いっぱいに何冊も本を買ってきてしまうからだろう。本屋だとたいてい一日に買うのは一冊だけだ。読み切れない本を買うから本棚があふれてくるのだ。読まないから印象に薄いからまったく同じ本を二冊買うなんてこともある。

    ブックオフで激安だと思って買ってきた本を偶然にアマゾンで検索し、マーケットプレイスに1円で売られているのを見つけるなんてことがあるともう憂鬱で仕方がなくなる。これだけはやってはいけない。ブックオフで買ってとりあえず積読しておいた本を次の日に図書館で発見してしまった時もいけない。そういう時ははやいうちにその本を読んでしまうに限る。そうしないと、図書館に行くたびその本が憎くて、そのうち夜も眠れなくなる。

    まとまりのないはなしだけど、余計なものを買わないということなのだ。エコドライブというのも結局よけいなところに寄り道しないのが一番のエコなのだ。