週刊漫画TIMES

このところコンビニの雑誌コーナーが気になって気になってしかたがたない。とくにマンガ雑誌のコーナーが気になっている。やはりモーニングやビッグコミックオリジナルは面白い漫画が多いと思っているので、いつもついつい手に取ってしまうものだ。そういえば、社長になってからの島耕作はいまいちだ。イブニングのヤングのほうが面白い。

そんなマンガ雑誌のなかでも、「週刊漫画タイムス」はちょっと手に取りにくい雰囲気を醸している。どの雑誌も表紙は力を入れていて、その雑誌の連載漫画の中での一押しを出してくることが多いと思う。それなのに、週刊漫画タイムスは妙にリアルな女性のドアップのイラストである。その色遣いがなんとも不気味で手に取るときには、誰かに見られないかときょろきょろしてしまう。少年誌のグラビアもいやだけどそれどころではない。なんでこんな絵にしているのだろうと思う。この絵のせいで、変なお色気漫画しかないと思われて、損しているように思う。

肝心の中身はなかなかよくて、昼ドラや深夜ドラマの原作になっているような人気作品もある。もちろん、予想通りのお色気漫画もあるのだけど、少年漫画誌んくらべればまだましだと思う。少年漫画誌はすでに少年向けでないほど下品になっていたのには愕然とした。あれでは二度と手に取らないと思う。だけど、週刊漫画タイムスはそんなこともないので一度手に取って見る価値はあると思う。

ちょっと検索したら、あの何とも言えない週刊漫画TIMESの表紙はギネスブックに認定されているらしい。そんなところまでギネスさんはみているのだろうか。ギネスさんも最初はちょっとおどおどしながら、周りの目を盗んで手に取ったのだろうか。ギネスさんもなかなかやるものだなと思った。

G党女子中学生に遭遇する

Tokyo Dome 2003
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近所の本屋で久しぶりに月刊ジャイアンツを見つけて読んでしまった。ジャイアンツファンクラブに入って、月刊ジャイアンツも定期購読していた頃を思い出した。当時は松井のホームランカードやジャイアンツの勝利試合のカードが付いていた。それをハサミで切っていたことも懐かしい。原巨人V3なんていう特集雑誌がいくつもあったので夢中になって読んでいた。

この7,8年はナイター中継も全く見ていないので知らない選手ばかりになっていた。現役選手よりも監督やコーチのほうに親しみのある名前が多くなっていた。新聞のスポーツ面はほとんど読まなくなってしまったし、プロ野球ニュースもまったく見ていない。いつ頃からかナイター中継も減ってきたそうだし、私だけでなくて、野球の人気そのものがなくなってきているのかと思っていた。

でも実はそんなことはないみたいだ。本屋で何冊か手に取っていたところ、隣に中学生がやってきて、巨人優勝特集の雑誌を読みはじめたのだ。しかも女子中学生だ。そのうちに原巨人V3やらそこにある何種類もの特集号を手にとって見始めたのだから驚いた。こちらもじろじろ見るわけにもいかないのだけど、気になったので斜めからのぞいたところ白黒のページを読んでいたみたいだった。そんなページまで読むようなファンがいるなら、野球はまだまだ最も人気のあるスポーツに違いない。