私はどちらかといえば飽きっぽい性格で、どんなに熱中したことでも、自分の中のブームはたいてい数年ほどで落ち着いてしまう。好きな音楽のジャンルもそうした移り変わりが多いのだが、そのなかで珍しくずっと続いているのがアルゼンチン・タンゴだ。初めてその音に出会って以来、1年以上まったく聴かないという期間はおそらくない。
初めてタンゴに触れたのは、ウォン・カーウァイ監督の映画『ブエノスアイレス(原題:Happy Together)』の中だった。劇中で使われ、サウンドトラックにも収録されていた『Milonga for three(3人のためのミロンガ)』がとにかく格好よく、「これはすごい音楽を知ってしまった」と強い衝撃を受けたのを覚えている。すぐにアストル・ピアソラのCDを買いに走り、それ以来ずっとタンゴを聴き続けている。
YouTubeで当時の映画の予告編を見つけたので、ここに記録として残しておく。上がカンヌ国際映画祭の時のもので、下が日本公開時のものだ。
(あわせて読みたい)
ピアソラの音楽と出会ってからの話:サントリー・ローヤルとアストル・ピアソラ
Leave a Reply