丸善岐阜店が昨年7月にオープンした。期待以上の品揃えで感動している。特に専門書が充実しているのはさすが丸善だなと思った。こんな立派な本屋を作ってくれたので、私はこれまでアマゾンで買っていた本も丸善で買うようになってしまった。丸善を創業した早矢仕有的は、私とおなじ山県市の出身で、もとは医師であったということで、私は勝手に親近感をもっている。昨年の古田紹欽記念館で開催された早矢仕有的の展覧会は、規模こそ小さかったけれど早矢仕有的の人となりのわかるなかなか良い展覧会だったと思う。それから私は東京に行った時には丸善日本橋店でハヤシライスを食べるのがお気に入りのコースである。
投稿者: 玉井 裕也
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暗いうちから初詣
初詣と行っても面倒くさがり屋の私はたいてい午後になって少しでも暖かくなってから家族に連れられていく事が多かった。だけど今年はどういうわけか、まだ初日の出も拝めないような暗い時間に行ってみることになった。この時に行ったのは、職場にも近い長良天神神社だったのだけど、まばらではあるけれどそれなりに人はいるのだった。薄暗い中を松明から火の粉が飛んでいるなかを歩いて行くのはなかなか雰囲気は悪くないものだった。
境内には書き初めの用意もあった。テントの中には参拝者の書き初めがたくさん飾られていた。これはと思って私も筆を手にとって書いてみた。いざ書こうと思うとなにも書くことは思いつかないものだ。それに書き初め大会のように手本がないとたいしてうまく書けないものだ。とっさの瞬間にも満足するように懸けるようになりたい。
ところで初詣という言葉はいつまで使っていいのだろう。その年の初めてお参りした神社だけなのだろうか。それとも、正月に参った神社は何でも初詣と読んでいいのだろうか。実はよく知らない。