彼のオートバイ、彼女の島

連休だったので、ビデオレコーダーに録りためた映画を見ようと思った。録画したままの映画はもう1年近く前のものまである。どれから見ようかと思ってちょっとネットで検索していたら、gyaoがyahooの一部になっていたことを知った。たまたまそこで見つけてしまい見てしまった映画が「彼のオートバイ、彼女の島」だ。レコーダーの映画を消化するはずができなくなってしまった。

そもそもなんで映画を見る前にネットで検索するのかといわれるかもしれない。私はいつも映画はあらすじを知った上で見たいのだ。話の展開を知っていたほうが映画は楽しいと信じているからいきなり映画を見るなんてできないのだ。一通り展開を知っていないといけない。だからネットで「ネタバレ」なんて書かれていても気にせず読んでしまう。そのほうが映画を100パーセント楽しめる。知らない人は試してほしい。

肝心の映画はというとカワサキのバイクが中心である。原田貴和子と竹内力の二人だけのシーンが特にいい。この映画を見ようと思った理由が頭に張り付けてある予告編をyoutubeで見つけてしまったからだ。こういう予告編が私は好きだ。字幕というかタイトルというのか、あの文字の出てくる感じが大好きだ。映画館にはもう長い間行っていないけれど、この予告編を見て映画館に行きたいと思った。テレビのCMで見る予告編というとおすぎとピーコが叫んでいるようなものばかりで、これでは映画館に行こうという気分にならない。だけど、こういう予告編を見たらみんな映画館に行きたくなるのじゃないかと思う。映画の予告編はどれも素敵だからまたyoutubeでいろいろ探そう。

利平栗と五木ひろし

httpv://www.youtube.com/watch?v=-dccBbAT_Ac

わがふるさとの数少ない名産品である利平栗の収穫が始まっていたみたいだ。岐阜新聞にのっていた。

利平栗甘さ“全開” 山県で収穫ピーク
 2009年09月21日08:28 
 山県市大桑地区の特産の利平栗(りへいぐり)の収穫が、最盛期を迎えた。秋空に向かってチョコレート色の実がいがの割れ目から顔を出し、実りの季節を告げている。
 利平栗は、わせ品種に比べて大きく、甘い実が特徴。60年以上前から無農薬で栽培している矢島満さん(75)の畑では、5日ほど前から実が落ち始めた。
 今年は、6月の開花時期に降った長雨の影響でやや小粒だが、矢島さんは「味は申し分ない」と太鼓判を押す。実が次々と木から落ち、収穫作業に追われていた。
 利平栗は、岐阜市の市場などに出荷されるという。

ところで利平栗は世界一の栗だ。だから一度でも利平栗を食べるとほかの栗はもう食べられなくなってしまう。それほどにおいしい栗なのだ。

ちなみに今年は10月3,4日に「ふるさと栗まつり」という山県市では最も大きなイベントがある。ことしはなんと、あの五木ひろしが来るらしい。五木ひろしといえば長良川艶歌だから、岐阜が好きなのだ。五木ひろしは気になる。

稲刈りもやってるし、田舎の秋はいそがしい。

クリの無料つかみどり「山県市ふるさと栗まつり」
2009年10月02日

 3、4日に山県市大桑の四国山香りの森公園で開催される里おこしイベント「山県市ふるさと栗(くり)まつり2009」(同実行委員会主催)のPRキャラバンが岐阜新聞本社を訪れ、来場を呼び掛けた。
 大粒で甘みが強い利平栗発祥の地として知られる同市では、特産品のクリの収穫時期に合わせて栗まつりを開催。3日は午後4時30分から前夜祭が開かれ、打ち上げ花火や歌謡ショーを行う。
 4日は午前9時から。一番人気の無料つかみどりは1日3回。収穫したばかりの地元産利平栗や筑波栗を計450キロ用意。歌手五木ひろしさんのコンサートやキャラクターショーなどもある。
 「栗おこわ、栗きんとん、マロンフライ、マロンアイスなど地元産のクリの味覚も味わって」とキャラバン隊は話していた。

マロンフライってなんだろう。

ビニ本なんて買えないぞ

Arranging the Yaoi

近所の、といってもクルマで10分ほどの場所にある三洋堂書店に行った。マンガコーナーに行って気がついたのはなんと、すべての単行本にビニールで包装されていて、中身が見えないのだ。このあいだ自由書房で不思議に思っていたけれど、どうやらほとんどの本屋でこうなっているみたいだ。なんでこんなことをしているのかわからない。やめてほしい。わざわざ車を運転して行ったのに、何なんだいったい。

理由を考えてみた。中身が青少年にふさわしくないから見えないようにしているのだろうか。そんなことはない。身分証を見せなくても買うことができる。立ち読みだけして買わないからだろうか。立ち読みしたらなおさら買いたくなるものだと私は思っている。ヤフー知恵袋などによると、どうやら本が汚れないためらしい。平積みの本っていうのは一番上は立ち読み用だと思っていた。二冊目以降をレジに持っていくものだと教えてあげねば。

だいいち本屋にとっても中身が見えないせいで売るチャンスを逸しているはずだから、損だろうと思う。汚れている本で困る人と、中身が見られなくて困る人はどちらが多いのだろう。売上を上げるためのビニール包装なのか、売上を落とすためのビニール包装なのかはっきりしたほうがいい。ともかく私は中身がわからない本を買うなんてできない。表紙カバーだけを見て本を買う人とは一体何なんだ。その前巻を知ってなきゃ買えないなんて、1巻はどうやって買ったらいいんだ。どんなに評価の高い古典といわれる文学作品でも、表紙だけではなかなか買えない。名前だけ、表紙だけで買うという人は、そもそもアマゾンで買えばいい。わざわざ本屋に行く意味はないだろう。ビニール包装した本なんて、リアル本屋の存在意義を自ら放棄しているぞ。アマゾンですら中身が見えるようになってるってのに、もっと高速でページめくりができるのが本屋の良さだろう。それなのにもったいない。