2026年1月22日から26日まで、妻と香港に滞在した。往復のフライトにはキャセイパシフィック航空を利用した。この記事はその記録だ。
名古屋と香港の間には、キャセイパシフィックとLCCの香港エクスプレスが直行便を運航している。運賃自体は香港エクスプレスが半額ほどであったが、預け荷物や座席指定の料金を加算していくと、総額の差はほとんどなくなった。それならばと、セントレアでのターミナルへのアクセスや機内の広さを考え、私は往復ともキャセイパシフィックを選択した。
機内は新しく、8〜9インチほどある大きな画面が印象的だった。映画のラインナップも驚くほど充実している。私は香港への旅のムードを整えるべく、ウォン・カーウァイの『2046』、そして『英雄本色(男たちの挽歌)』を選んだ。テーマ曲「當年情」を聴きながら、かつてレスリー・チャンの追悼で四大天王が並んで歌った姿を思い出した。
食事は、離陸から1時間ほど経った頃に提供された。カトラリーはきちんと重みのあるステンレス製で、使いやすい箸が添えられている。プラスチックではない感触が手に馴染む。キャセイでお馴染みと聞いていたハーゲンダッツのアイスクリームも、きちんと乗っている。
往路の私の選択。
復路の私の選択。
いずれも味付けが良く、洗練されていた。機内食の容器はプラスチック製ではあるが、外側にシボのような加工が施されており、滑りにくく落ち着いた質感を持っている。後に知ることになるのだが、香港で出会った広東料理はどれも驚くほど日本人の口に合うものだった。機内で感じた味付けは、香港での美食体験の始まりだったのかもしれない。
到着した香港国際空港は、想像していたよりもずっと広大だった。降機してから荷物を受け取るまでには、想像よりかなりの長時間を要したが、それもまたいろんな空港があることを実感させるいい体験だ。
評判に違わぬ、心地よいエアラインだった。次にまた香港へ向かう機会があれば、その時も迷わずキャセイパシフィックを選ぶだろう。
帰りの飛行機で見た「君さえいれば / 金枝玉葉」。



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