冷凍庫から発掘した抹茶の味比べの続き。今回は山政小山園の神尾の白だ。こちらもちょっと賞味期限が切れていたけれど、冷凍庫保存だということで見た目にも色はきれいな緑色だった。
抹茶の缶というと、20グラム缶と40グラム缶の2サイズが多い。ところが山政小山園はその中間の30グラムというサイズで売っている。(もちろん100グラムを超える大きな缶もあるし、近所のお茶屋さんなどなら量り売りしてくれたりもするだろう。)30グラムはあまり好きじゃない。私が20グラムと40グラムで20グラムを選ぶのは、40グラムでは飲み切る頃には時間がたって鮮度が落ちてしまうからだ。それに色んな種類のお茶を飲んでみたいから少量づつのほうがうれしいということもある。
それから缶の蓋がゴムなのもあまり好きじゃない。本体と同じ金属で出来ている方がなんとなく高級感があるように思う。それから冷凍庫で保存しているとゴムが硬くなって開ける時に力がいるというのも好きじゃない理由だろう。
それはさておき、肝心のお茶の方は30グラムで1500円程度で、薄茶用として売られているものである。味の方はかなり淡白で、渋みなどもあまり強くないように感じた。香りは柔らか目であまり強くなかったけれど、これはお茶がちょっと古くなってしまったからかもしれない。