ジャッキー・チュンのCD

僕は大学1年生のとき、第二外国語で中国語の授業を受けた。それはちょうどその頃、香港ポップスのファンで、中国語の授業を受けたら中国語曲もそのまんま聞けると考えていた。冷静に考えればそんなことはないことぐらい当時の僕もわかっただろうけど、そんな冷静になれないほどその頃は香港ポップスの大ファンだった。

僕が初めてmp3プレーヤーを買ったとき既に僕の香港ポップスブームは去っていたこともあって、僕のiTunesには香港ポップスは一つも入っていなかった。でもたまたま部屋の掃除をしていたら本棚の奥からジャッキー・チュンの二枚組CDが出てきたので、懐かしくておもわずリッピングしてしまった。

Jacky Cheung 15

十年ほど前、よく聞いていたCDの一つだった(曲目はこちら)。このCDの9曲目の「吻別」という曲が好きだったのだけれど、たまたま去年辺りから岐阜駅のアクティブGでこの曲がよくかかっているので、また気になり始めていたところだった。久しぶりに聞いてみるとその当時のことを思い出していいなと思ったので、また古いCDを探して聞いてみようかなという気分になった。

https://youtu.be/qgu25QSnzw0

人間ドッグ

私はいつのまにか、人間ドッグという言葉が好きになったみたいだ。人間ドッグという文字につい目を止めてしまう。人間なのかそれともドッグなのか。人間なのにドッグなのか、人間のようなドッグなのか。もちろんどちらでもなく、人間ドックの間違いだ。そんなことを知っていてもつい気になってしまうのは、人間ドッグという言葉に私を惹きつける何かがあるからだろう。

グーグルはとても優しい。グーグルで「人間ドッグ」と検索してもきちんと「人間ドック」がヒットする。さすがグーグルだなあ、なんて思ってしまうところだ。しかし、いや、ちょっとまてよと思う。人間ドックにまぎれて人間ドッグがあるということは、もしかしたら人間ドックの間違いではない本物の「人間ドッグ」が紛れ込んでいるかもしれない。むしろそのグーグルのおせっかいのせいで、本物の人間ドッグを探している人が人間ドッグにたどりつけないいのでいるのではないかと思うのだ。

残念ながら本物の人間ドッグを私は知らないままだ。本物の人間ドッグを知っている方がいたら私に教えてほしい。

ふるいケータイ

掃除をしていたら古いケータイの説明書が出て来た。シャープ製DP-203、記念すべき我が初ケータイだ。いま思えばなかなかいい端末だった。液晶画面が広くて最先端な感じがかっこよかったようなきがする。そうはいっても当時は液晶が広いなんてことよりも小さいということのほうがカッコイイ時代だったかもしれない。

私の持っていたのは表側は光沢のある緑色で裏側はグレーだったと思う。スタパの記事は青色だから少し違う(記事一番下)。縮尺が変だし画像の貼り方が下手くそだと思うかもしれないけれど、DP-203は元々こういう比率のデザインなのだ。電卓と間違われた人やら幅広で象に踏まれたと言われた人がいたらしい。アンテナを伸ばすとトランシーバーに似ていると何度か言われた。

ケータイの電話番号が一桁増えたのもちょうどこの端末を使っている頃だ。080-XXX-XXXXが090-8XXX-XXXXになった。父の事務所の近所のココストアで電話帳自動書き換えマシーンにつないで電話帳の電話番号を10桁を11桁に変換したと思う。そうしたらケータイの液晶画面に一列に11桁が表示しきれずに2列になってしまったようなきがする。父か妹かの端末にいたっては液晶画面に電話番号を11桁すべて表示しきれなかったと思う。そのころ「030-XXX-XXXX」という番号の人は昔からケータイを持っているのだと優越感にひたれるという話があったけれど、全員「090-XXXX-XXXX」になってしまったせいで関係なくなったような記憶がある。