投稿者: 玉井 裕也

  • 同期オタク

    僕は同期オタクなんだろうと思う。何でもかんでもケーブルでつないで同期して情報を最新に更新したり、ネットにつないですべての端末で情報を共有しておかないと不安になる。同期オタクの人は多分同じなのだけど、ただ同期をするだけでは満足できなくて、もっと良い同期方法を見つけなければとなぜか思っている。

    僕も色々試しているうちに、今日は勢い余ってiPhoneの中身を全部消してしまった。写真やメールなども全部消えてしまってちょっと困っている。そういうわけで夜遅くまで起きて調べて設定しなおしているうちにいくつかの方法を知った。これまでずっとiPhoneの連絡先はGmailとExchangeで設定していたのだけど、もっと楽な方法があると知った。カレンダーもExchangeではなくてGoogleというボタンから設定したほうがいいということも知った。(ただしメールはプッシュで受信したいのでこれまで通りExchangedeのほうだよさそうだ。)たしかにこの2つの方法にしたらgoogle/gmailで設定したラベルの色などの細かい設定もきちんと同期されているみたいで快適だ。でもそういう方法をみつけて喜びたいのではないような気もしていて、そろそろ同期オタクから卒業すべきなのではないかと強く感じた。

  • 欲しいマウスが見つからない

    Mouse

    私はいま、Logitech の M-BT85 (Logicool の CLK-31) というマウスを使っている。8年近く使っているので、だいぶんとボロボロになってきている。まだ壊れているわけではないのだけれど、そろそろ買い直すべきかなと思ったりもしている。写真のとおり、右クリックのし過ぎで中指部分の塗装が剥げてしまっているし、親指の部分はツルツルになっているし、裏側の接地面がすり減ってしまった。このマウスで夜遅くまでネット対局をしたのだなと思うと感慨深い。壊れているわけではないので、使えるのだけれど、有線よりも無線のマウスのほうがいいなあと思うことも多く、今すぐではないにしても買い直そうかと悩んでいる。

    私はこのマウスの手の収まり方が好きなので(このマウスに手が慣れてしまったので)、似た形のものがあれば買おうと思っている。このマウスは縦が12センチあるのだけど、最近見かけるマウスはそれよりも小さいものが多いようだ。以前モバイル用のような小さいマウスを持った時に使いにくかったのでやはりいまのものと同じサイズのものを探している。大きめのサイズのものを見つけたと思うとやたらとデコデコしたボタンがいっぱい付いたものが多いのだけど、僕はボタンは3つあれば十分だと思うし、できれば左右対称なものが良い。触っていないとわからないので、電気屋に立ち寄っていろいろさわってみることにしたい。

  • 表の書き方

    論文でも学会発表でも、たいてい2つか3つは表などが必要になる。何となくこれまで誰かのを真似して書いてきたのだけれど、よくわからないなあということが多かった。数値は “平均 ± SD” がいいのか “中央値 (25 percentile, 75 percentile)” がいいのか。見出しはどういうふうにつけたらかっこいいのか。表の罫線はどういうのが許されるのか。習うより慣れろという言葉はあるけれど、習わないことには納得できないたちだし、慣れるより習うほうが早いし確実なこともある。なにより習うことで自分が作った表にも自信が持てるようになるだろう。

    そういうわけでアマゾンでよく売れていた “How to Report Statistics in Medicine” を注文した。これは表だけに限ったことではないだろう。こういう論文の書き方みたいな本を何冊か買って読んでみようと思う。最近は Amazon Student のせいでまたたくさん買うようになってきたのだけど、せっかくなので Student らしく勉強の本をたくさん買っていきたい。

  • こま犬制作中

    10月に入って、こま犬を作り始めた。夏ごろからはずっとお皿ばかり作っていたのだけど、秋になると何かもうちょっと大きくてデコボコなものを作りたくなるような気がする。

    Komainu Day3

    ほとんど出来上がったものがこちらだ。愛知県陶磁資料館のこま犬コレクションの図録などを参考にしながら作った。一番難しかったのは頭の部分だ。このこま犬は、ひも作りでおしりから順番に作っていったのだけど、頭まで来たところでどうしたらいいのか困ってしまった。粘土のいいところは失敗したら壊して何度でも作り直せるところで、いろんな方法で作りなおしてようやく出来上がった。

    Komainu Day3

    おかげで、うれしいことにカメラを向けると「顔認識」までしてくれるようになった。口のところからコテなどを突っ込んで、全体が出来るだけ張った形になるようにするのに苦労した。

    Komainu Day3

    私は面倒くさがりでメモや記録をしないので、作っているうちにいつのまにかアンバランスな形になってしまうことが多い。それに作っているうちにちょっとずつ大きくなってしまうことが多くて、今回のこま犬も気がついたら頭でっかちで、そのせいで台座から頭がはみ出してしまった。ちょっと不安定なのだけど、前のめりなところは悪くないかなと思っている。乾燥中に割れたりしないことを祈りながら、どんなふうに釉薬をかけようかと悩んでいる。

  • 読書の秋は論文を読もう

    あまり論文を書けないままだけれど、今年ももう半年以上が過ぎてしまっている。大学でやったほうが捗ることもあれば、自分の家のほうが捗ることもあって、でも結局作るのは論文なので家と大学との間をいろんな物を毎日持ち運んでいる。とくに急に「あの論文が読みたい」となることは多いので、手元に論文があるかどうかは何をするにも大きな問題だ。でもそれが自分の家だと、論文を簡単にはダウンロードできないことも多くて、行き詰ってしまってやる気急降下という事になりがちだ。

    私はこの2年半ぐらいはずっと Mendeley を使って論文を整理していたのだけど、その論文の PDF の保存先を Dropbox にしたらいいというブログを見つけてからは、それに従っている。そのフォルダを Goodreader で Sync しているので iPhone からも iPad からもらくに見られるようになった。おかげで、学会へ行く途中の電車内での「あの論文が読みたい」にも慌てることが無くなった。(とはいっても Mendeley lite のアプリのほうが検索するには楽なので、普段は iPhone のメモリを圧迫しているだけのような気もしている。)

    デスクトップアプリに “Added” という項目があって、それを見るといつその論文をダウンロードしたのかがわかる。それを見て「あの頃はよく読んでいたんだなあ」と思ったりすることもあるし、数週間全く論文を追加していない時期があって、なんだかヘンな時期もあったようだなと思うこともある。”Title” でソートしてみていつも思うのは、”Association of …” という論文ばかりだということだ。疫学だとやっぱりそんな論文がおいのかなとも思う一方で、自分はそうではないかっこいいタイトルを付けてやろうと思ったりもするのだけど、なんだかんだでやってる研究の内容は “Association of… ” なんだから仕方ないかなと思う。

    実はダウンロードしたのだけれど、全く読んでいない論文というのがいっぱいある。それで最近強く思うのが、読書の秋なのだし、そういうのを読んでみようかなということだ。ダウンロードしたということは読む価値有りとその時は思ったのだろう。それにむかしダウンロードした論文を今またダウンロードしようとしていて、「なんだ、去年こんなのをダウンロードしていたのか」ということも多い。面白そうなのから少しずつ読んで、書くときのヒントを発見していきたいなと思う。