カテゴリー: 日記

  • 茶道会館で初釜

    1月13日は、友人に誘ってもらって茶道会館の初釜にお邪魔してきた。高田馬場駅から冷たい空気に触れながら歩いていると着物姿が増えてきて初釜気分が盛り上がった。大きいところだよとは聞いていたものの、案内図を見て予想以上の大きさで驚いた。

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    正客の譲り合いがあると男性というだけで「どうぞどうぞ」となるんだけどそこはなんとか許してもらった。とはいえ次客が二回まわってきたり、友人には正客がまわってきたりで、東京の厳しさを知った。濃茶は島台の銀の茶碗(大きい方)になみなみと残っていたので、ここが男の見せどころと一人で飲み干す勢いでごくごくいただいた。めちゃくちゃ美味しい濃茶だったので少ししか飲まない人はもったいないなと思った。(ちょうど同じ席に一保堂の人がいて、「さすが一保堂ですねえ」と言われていた。)

    そういえば、午年ということで、馬上杯が出ていたのだけど、一体どういうふうに手に取るといいものなんだろう。高台をガシっとつかむものなのだろうか。広間でいただく時というのはもうちょっと上品そうな方法があるのかもしれない。わからないことがあるのはいたしかたのないことなのだし、むしろ、そんなどうしたらいいんだろう困ったぞという時でも慌てないでいられる人になれたらいいのになと思った。

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    帰る前に三井記念美術館で「楽茶碗と新春の『雪松図』」を見てめでたい気分をさらに盛り上げてから、ビアホールライオンにいった。建物に入ってすぐ目に飛び込んでくるモザイクタイルの壁画と熱気に迫力を感じた。

  • 有楽苑で初釜 2014

    1月4日、矢島先生や岐阜大学茶道部のみんなと一緒に有楽苑の初釜に行ってきた。有楽苑は3年ぶりだけど今回もいい天気でうれしかった。

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    何ヶ月ぶりかだったり初めてだったりで会う人との挨拶が「あけましておめでとうございます」というのはなかなかいいものだと思った。名鉄犬山ホテルでのお節料理と雑煮はとても美味しかった。我が家の田舎っぽいものとは違って上品な雑煮だったけれど、犬山風の雑煮というとこういうものなのかな。

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    その続きを矢島先生の家で行った。島台の茶碗と花びら餅があると初釜らしい気分になる。裏千家以外だと定番アイテムというのは何になるのだろう。新年早々いろんな人に会って懐かしい話ができるというのは楽しいものだなと思った。

  • 味噌煮込みハンバーグ

    ナゴヤドームの帰りに久しぶりにエスカでなにか食べようと思ってぶらぶらしていたときに見つけたのが「味噌煮込みハンバーグ」という看板だった。名古屋は何でも味噌煮込みにするらしいことは聞いていたけれど、ハンバーグも煮込んでしまうのはどうなんだろうと思った。とはいえお店は賑わっているし美味しいんだろうと期待して入った。

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    厨房が見える席というのはきらいじゃない。

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    味噌煮込みというほどの味噌っぽさはなくて、味噌の風味のデミグラスソースという感じだった。ホーローの鍋を覗きこんで食べるハンバーグはなかなか美味しくて、味噌煮込みもなかなかやるなと思った。

    マ・メゾン エスカ店ハンバーグ / 名古屋駅名鉄名古屋駅近鉄名古屋駅

    夜総合点

  • 豊田市美術館 反重力展

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    豊田市美術館は「反重力展」だった。最初に入ってすぐに磁気テープが扇風機でぐるぐる回っている「beyond the fans」という作品があっておおおって思った。

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    「豊田の家」という鏡に写った羊羹屋の作品が面白くて写真をとった。せっかくだからちゃんとしたカメラを持って行って、恥ずかしがらないでもっといろんなポーズでとったらよかったなと思った。欲を言えば一人ではなくてカメラ係をしてくれる人と一緒だとよかったかも。この作品はレアンドロ・エルリッヒという、金沢21世紀美術館の「スイミング・プール」の人だそうだ。そう言われて、あーなるほど!と思った。何かを見たり聞いたりして別の何かが思い浮かぶ瞬間というのはやっぱり楽しいなと思う。

  • メナード美術館

    月曜日はメナード美術館に行った。会期終了間際のせいか人がいっぱいで、ちょっと都会の美術館の気分だった。

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    今回は「コレクション名作展Ⅴ 近代日本洋画 時代を代表する巨匠たち」だった。チケットにのっていた熊谷守一の猫も、ホームページにある岸田劉生の「笑う麗子」も高村光太郎の鯰も見られた。鯰は近くに寄ってみるとすごく生々しくてどきっとした。