カテゴリー: 日記

  • あいや「寿香の白」

    2020-01-02 21.55.00

    今回はあいやの「寿香の白」を点てた。あいやは愛知県西尾市にある日本で一番大きな抹茶メーカーだ。抹茶というとやはり宇治が圧倒的に有名なブランドなのだけど、生産量という点では日本一は愛知県西尾市である。ウェブサイトを見てみると、あいやは抹茶については西条園という名前でやっているようだ。

    この日に点てた「寿香の白」も実は随分前に買ったもので、冷凍庫に残っていたものだ。寿香の白というお茶は薄茶用として売られているお茶で、価格は30グラム税抜1500円で、薄茶用としては真ん中ぐらいの価格である。そして味の方はというと、コクを感じる美味しいお茶だ。苦みもあるけれど旨みを強く感じるお茶で、私の好みだと思った。ちょっとお茶を多めに(濃い目)に点てるとより美味しさを感じるのではないかと思う。和菓子はもちろん、クッキーなどの洋焼き菓子にも合いそうな気がした。

    抹茶

  • 両界山横蔵寺と谷汲山華厳寺

    初詣の続き。去年は日龍峰寺(高澤観音)に行ったのだけど、今年は両界山横蔵寺と谷汲山華厳寺に行くことにした。どちらも岐阜県揖斐川町にあって合わせていくのにいい組み合わせだと思う。両界山横蔵寺は即身仏(ミイラ)でも有名な美濃の正倉院という名前もついているお寺だ。谷汲山華厳寺は西国三十三箇所の満願霊場として有名で、参道も年中賑わっていて全国的にも有名だ。

    正月のしかも元旦ということで、どれくらい混んでいるのかなと心配をしながら家を出たのだけど、案の定というか谷汲山華厳寺の近くは道路も渋滞していてなかなか車も前に進まない状態だったので順番を後回しにして、先に両界山横蔵寺に行くことにした。こちらは駐車場にもすんなり止められてゆっくりお参りでした。

    まずは、両界山横蔵寺。立派な仁王門がある。

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    全体としてはこんな感じのお寺だ。

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    こちらの三重塔も近寄ってみると迫力があった。

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    舎利殿は奥の方だけど、途中で梅か桜か花が咲いていてとても美しかった。

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    妙心上人の舎利弗がある舎利殿の向かいにある瑠璃殿(宝物殿)が重要文化財にもなっている木造の仏像ががたくさんあってなかなかいい。

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    次が谷汲山華厳寺。駐車場が一杯でたまたまタイミングよくあいているところがあったので遠かったけれど止めて歩くことにした。

    正月だからか参道に屋台がいつもよりいっぱいある。

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    たい焼きが美味しそうなので食べた。

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    こちらの仁王門もとても迫力がある。

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    結構長い行列が出来ていた。

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    最後に階段を上ると本堂である。

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    本堂の隣の奥には満願堂もある。

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    見ざる言わざる聞かざるではなくて見たぬき言わたぬき聞かたぬきがいた。

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    どちらも割と近くなので一緒に行くといい組み合わせだと思う。

  • 大桑城と古城山

    明智光秀のうぶ湯の井戸跡とお墓に行く途中で、大桑城跡のある古城山にも寄っていった。古城山は金鶏山とも呼ぶそうだけど、地元ではもっぱら城山(しろやま)と呼んでいた。日本中にあると思うのだけどお城があった山はたいてい城山という名前だ。

    今はミニ大桑城という名前がつけられた小さな模擬天守閣が山頂にあるのだけど、それは私が大桑小学2年生のときに出来たものだ。たしか雨が降っていた日だったと思うけれど、小学校の全児童で麓まで見に行ったのを覚えている。ミニ大桑城という名前の模擬天守閣は、実際にあったらというサイズの何分の一かの小さなサイズで、小学校の体育館だったかで組み立ててそれを麓まで運び、最後はヘリコプターで山頂まで運んで設置したように記憶している。

    この大桑城は、斎藤道三が土岐頼芸を最後に倒した場所で、司馬遼太郎の国盗り物語にも出てくるので、NHKの大河ドラマで国盗り物語を放送した1973年のころには、観光バスで観光客が来たこともあったらしい。今では信じられないけれど、今年もそんなことになるのだろうか。

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    登山道もある。登山口には旗も立っていて、駐車場も近くにあるしでいいのだけど、その日は寒いので徒歩で登るのはやめた。クマも出ることがあるらしい。山は高さ407メートルで、山頂からは岐阜城のある金華山や濃尾平野が見下ろせるらしい。私が登ったのは大昔なのでそうだったのか覚えていない。よく考えたら、そういう見渡せる場所だから、戦国時代にお城を作ったということなのかもしれない。ちょうど私が行った元旦の朝には別名の金鶏山の由来にもなっている金の鶏が実は鳴いていたらしい。

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    いまは、椿野はじかみ林道という、大桑から美山に自動車で通り抜けられる舗装された道もできていた。その林道の途中のもっとも標高が高そうなところには駐車場もあって、そこからも古城山の山頂への登山道につながっていた。

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    開けたところがあって、眺めが良いぞと思ったら、パラグライダーの離陸場になっていた。

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  • 明智光秀のお墓(桔梗塚)とうぶ湯の井戸跡

    今年の元旦は、実家のある岐阜県山県市にある明智光秀に縁のある場所に遊びに行ってきた。明智光秀が生まれた時のうぶ湯の井戸跡と桔梗塚というなまえがついている明智光秀のお墓である。近くにある明智光秀の義弟の明智孫十郎直経の墓にも寄ってきた。ちょうど今年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の舞台でもある。場所は「麒麟がくる」の観光ガイドにもまとめてあったのでそれも参考にした。

    以前にも来たことはあるのだけど、今年は大河ドラマのこともあって、近くに旗が立っていてわかりやすくなっていた。明智光秀の生まれた産湯の井戸の跡とお墓は白山神社のすぐ脇で、駐車場も近くに作られているようだった。今年は観光客も増えることを期待してのことだろう。

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    明智光秀の誕生の地には諸説あって、誕生の地と名乗る場所は全国にいくつもあるようで、山県市もその一つだ。このお墓のある場所の近くの武儀川には「行徳岩」という光秀を身ごもったときに祈ったという岩があるらしい。

    それから、生まれたときだけでなくて死についても色々と謎があるようだ。山崎の合戦で死んでいないという説では江戸時代まで生き延びて天海僧正になったという話は小説になっていたと思う。山県市のこのあたりでは、写真にもあるように、山崎の合戦では明智光秀は死んでいないということになっていて、死んだのは影武者の荒木山城守行信で、明智光秀は生まれ故郷のこの地に戻ってきて荒木の恩に深く感じて荒深小五郎と名乗っていたらしい。さらに関が原の合戦にも参じようとしたことになっているようだ。たしかに中学校の時に荒深という名前の同級生がいたのだけど、彼は明智光秀の子孫だったのだろうか。この近くには

    明智光秀のお墓は桔梗塚という名前がついているのだけど、これは美濃の国主だった土岐氏と同じく明智氏も家紋に桔梗紋を使っていたかららしい。そういえば、私が通っていた大桑小学校の校章も桔梗だったし、山県市の花も桔梗だった。桔梗はこのあたりでよく使われてると思う。

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    井戸の跡。すでに井戸は埋められているようで、水を汲むことは出来ない。

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    明智光秀についての紹介の看板も井戸のすぐ脇にあった。以前来たときは看板等に苔がついていたのだけど、今はきれいに洗ってあるようで読みやすくなっていた。

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    お墓とお墓に通じる道。

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    近くに、明智光秀が生まれた庵の庭あとというのがあるようなのだけど、流石に山の中とあるので、正月早々コロンで怪我するわけにも行かないので諦めた。

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    少し車で離れて国道418号線沿いに出たところの神明神社の近くに明智孫十郎の墓も見つけられた。

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    この日はさらに、大桑城跡のある古城山にも行った。

  • 岐阜から信州善光寺まで電車の旅

    今年の正月2日は信州善光寺に行くことにした。岐阜駅から長野駅へ行く場合、乗り換えが少ないのは、岐阜駅から東海道線で名古屋駅へで出て、そこから特急しなので長野駅まで行くことになるだろう。だけど、今年は、大河ドラマ「麒麟がくる」が放送されるということで、明智光秀に所縁のある土地を走るルートで岐阜から長野まで行きたいと思った。

    そういうわけで、今回は以下のルートで行くことにした。まず、岐阜駅から高山本線で美濃太田駅まで行き、続いて太多線で多治見駅へ行き、そのあと中央本線・篠ノ井線で長野駅へ行くのだ。長野駅から善光寺までは、徒歩やバスで行くという方法もあるみたいだけど、とりあえず長野電鉄長野線を使うのが電車で一貫してそうだ。

    岐阜 ⇒ 善光寺下
    2020年1月2日(木)
    09:03 ⇒ 13:16
    ——————————
    所要時間 4時間13分
    運賃[IC優先] 7,760円
    乗換 3回
    距離 261.3 km
    ——————————

    ■岐阜
    ↓ 09:03〜09:22
    ↓ JR特急ワイドビューひだ3号 富山行
    ↓ 4番線発 → 3番線着
    ■美濃太田
    ↓ 09:33〜10:03
    ↓ JR太多線 多治見行
    ↓ 4番線発 → 4・5番線着
    ■多治見
    ↓ 10:23〜12:54
    ↓ JR特急ワイドビューしなの7号 長野行
    ↓ 3番線発 → 5番線着
    ■長野
    ↓ 13:12〜13:16
    ↓ 長野電鉄長野線 須坂行
    ■善光寺下

    (運賃内訳)
    岐阜〜長野 4,840円
    長野〜善光寺下 170円
    岐阜〜美濃太田 330円 (特急自由席料金)
    多治見〜長野 2,420円 (特急自由席料金)