明智光秀公の話

1582年の6月2日に本能寺の変は起こったらしい。ということは1582年の今日の天下人とは明智光秀公だったのだ。本能寺の変が起こった成り行きについてはこれまでにもいろいろな物語が作られている。そのどれもがおもしろい。とはいえ、天下を自らの手に入れるという野望をついに果たしたのだと私は思っている。

同じ山県の出身ということもあり、明智光秀公に対しては以前から私は勝手に親近感を寄せている。三日とはいえ明智光秀公は天下を取った。三日でなくてもいい、三分でいいから天下をとりたいものだ。偉大な故郷の先輩を目標に、本能寺の変のため、私も準備を怠らぬようにしたい。

春すぎて

春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山

日本人ならこの歌ぐらいは知っている。持統天皇の歌だということも知っている。そしてこれが万葉集の「春過ぎて夏来たるらし白妙の衣ほしたり天の香具山」からきているということも知っているのだろう。万葉集のほうがいい、勝手に変えるなよ、なんて文句を言ういう人もいるらしい。だれど私は、小倉百人一首のほうが好きだ。藤原定家は偉いと思う。

そんなことはさておき、春が過ぎて衣替えの季節がやってきた。つい先日のことだが、冬の着物を干して押し入れにしまった。代わりに夏の半袖のシャツなどを出してきた。白い衣ではなくても、半袖のシャツもやはり干しておくものだろう。夏が来たのだから。

私の毎日はそんなこととは関係なく同じように過ぎている。時間が過ぎるのは早い。まさに「夏来にけらし」の気分だ。何も変わらないようでちょっとづつ変わっている。今日もまたノートの前のページを開いては書き直すなんてことを繰り返していた。藤原定家の毎日もこうであったかもしれない。だけど私の場合は、屏風の落書きが増えているだけなのだ。

日記なのだ

このドメインをほっておくのはもったいない。そうは言ってウェブログ以外の使い方が思いつかない。というわけでまたWordPressをサーバーにインストールした。というわけで、またしてもウェブログである。何を書くかも決めていないので、なんでも書こうと思う。できるだけたくさん書いていきたいと思う。