人工知能がプロ棋士に勝った

最近の一番のビッグニュースは、Googleの人工知能AlphaGoが囲碁プロ棋士に勝ったということだろう。つい少し前まで、あと10年はかかると言っていたはずなのに、想像以上に早くその時刻がやってきたなと驚いた。

人工知能VS人間といえば囲碁電王戦を思い出す。そのころはまだまだ弱くて、私でも勝てる程度だった。電聖戦でも日本のプロ棋士と3−4子で対局している程度なので、まだまだアマチュアレベルと思っていた。それが今回はヨーロッパのプロ棋士に勝ったということで、次の相手はなんと李世ドルらしい。どうなることだろう。AlphaGoは、モンテカルロ法とディープラーニングの組み合わせらしい。ディープラーニングは最近一気に色んな所で聞くようになってるけれど私はまだよく分かっていないので勉強しなければと思う。

Google Japan Blog で興味深く感じたのは次の部分だ。

しかし、私たちの目標は棋士の真似をさせることではなく、コンピューターが名人と競い、勝てるようにすることです。

しかしながら、この結果の最も重要なことは、AlphaGo が人間の手によって作られたルールに基づいた「エキスパートシステム」ではなく、普遍的な機械学習技術を使って、囲碁を自らマスターした、という点です。

Google Japan Blog: AlphaGo: マシンラーニングで囲碁を

当然のことながら囲碁以外にも広がっていくだろう。ワクワクすると同時にいったいこの先どうなるんだろうと考えてしまうところもある。

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