原三渓@岐阜市歴史博物館

前回、横浜をぶらぶらした話を書いた。横浜に行くなら、三渓園にも寄らないとだめだよ、とお茶の先生がいつも言っていたことを思い出した。そんな感じで原三渓のことは気になっていたので、この原三渓と日本美術展はとてもいいタイミングだった。

hara sankei

ちょうど学芸員の解説ツアーがある日に行けたのがよかった。水琴亭の椅子が出ていたり、岐阜ならではのものも出ていたし、解説がとても良くて、原三渓という人がどういう生涯だったのかとても勉強になった。三渓と、益田鈍翁や松永耳庵との関係についての話も面白かったし、会場入ってすぐの孔雀明王像のカレンダーの前で、井上世外とのエピソードが聞けたのもよかった。これまで原三渓のことは、鈍翁と並んで偉大な茶人で、実は岐阜生まれなんだよという程度にしか知らなかったのだけど、今回の展覧会で知れば知るほど興味深い人物だと感じた。

hara sankei

この本も、だいぶん前に買ったけれど、しっかり読んでいなかったので読みなおそうと思った。いま読んだらもっと楽しめそうに思う。それから、このあいだの横浜では行けなかった三渓園に、次回こそは足を運びたいと思う。

歴史博物館を出て岐阜公園に行くと、菊人形展をやっていた。菊人形を見たら秋だなと思った。

kiku ningyo doll

投稿者: 玉井 裕也

食べ物、展覧会、街歩き、旅行の記録です。

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