ゴースト ニューヨークの幻

ついに手に入れてしまった。ゴースト ニューヨークの幻 スペシャル・デラックス・エディシ [DVD]。アマゾンでDVDDVD3枚3000円キャンペーンをやっていたので、きになっていたDVDから特に欲しい物を3つ選んで注文した。残りの二つはとりあえず秘密。キャンペーンがつづいているうちにDVDをまたDVD3枚3000円で注文しようか迷っている。

このところ気になって仕方がない陶芸家のイメージというのは実は20年間ずっと、この「ゴースト、ニューヨークの幻」のデミ・ムーアだった。正確にはこのYoutubeのシーンのデミ・ムーアだ。その後のデミ・ムーアがサイボーグ化したのは残念なのだけど、このゴーストの時は最高だと思う。忘れかけている人のために書き添えておくと、デミ・ムーアの恋人で銀行員を演じたのがパトリック・スウェイジ、インチキ霊媒師なのになぜかこの時だけインチキでなくなるのがウーピー・ゴールドバーグだ(パークではなかった)。

思いがけず2-ディスク構成のスペシャル・エディションが手に入った。このおまけのもう1枚の方では、視覚効果や映像効果についての舞台裏のことが細かいインタビューなども交えて説明されていたのが楽しかった。今だと何でもコンピューターグラフィックスを用いたり、あるいは3Dをつかったりするが流行なのだろうか。この映画が作られた頃というは今とは全く違って、今となっては使われていない技術が多くつかわれていた頃だそうで、その頃のいろいろな苦労が描かれていた。

私のDVDでの一番大きな収穫はこの「ゴースト、ニューヨークの幻」のストーリーを思い出すことができたということになるだろう。あまりにもアンチェインド・メロディの部分の印象が強すぎたせいでストーリーなんて全く忘れていた。だけど、少なくとも私にとってこの部分がこの映画の一番いいところなのだ。記憶に残るというのはいいという証拠だと思う。

それから、忘れてはならない「Ditto」というセリフも思い出して、いい気分になった。アメリカに行ったら必ず「Ditto」って使いたい。

ビニ本なんて買えないぞ

Arranging the Yaoi

近所の、といってもクルマで10分ほどの場所にある三洋堂書店に行った。マンガコーナーに行って気がついたのはなんと、すべての単行本にビニールで包装されていて、中身が見えないのだ。このあいだ自由書房で不思議に思っていたけれど、どうやらほとんどの本屋でこうなっているみたいだ。なんでこんなことをしているのかわからない。やめてほしい。わざわざ車を運転して行ったのに、何なんだいったい。

理由を考えてみた。中身が青少年にふさわしくないから見えないようにしているのだろうか。そんなことはない。身分証を見せなくても買うことができる。立ち読みだけして買わないからだろうか。立ち読みしたらなおさら買いたくなるものだと私は思っている。ヤフー知恵袋などによると、どうやら本が汚れないためらしい。平積みの本っていうのは一番上は立ち読み用だと思っていた。二冊目以降をレジに持っていくものだと教えてあげねば。

だいいち本屋にとっても中身が見えないせいで売るチャンスを逸しているはずだから、損だろうと思う。汚れている本で困る人と、中身が見られなくて困る人はどちらが多いのだろう。売上を上げるためのビニール包装なのか、売上を落とすためのビニール包装なのかはっきりしたほうがいい。ともかく私は中身がわからない本を買うなんてできない。表紙カバーだけを見て本を買う人とは一体何なんだ。その前巻を知ってなきゃ買えないなんて、1巻はどうやって買ったらいいんだ。どんなに評価の高い古典といわれる文学作品でも、表紙だけではなかなか買えない。名前だけ、表紙だけで買うという人は、そもそもアマゾンで買えばいい。わざわざ本屋に行く意味はないだろう。ビニール包装した本なんて、リアル本屋の存在意義を自ら放棄しているぞ。アマゾンですら中身が見えるようになってるってのに、もっと高速でページめくりができるのが本屋の良さだろう。それなのにもったいない。