彼のオートバイ、彼女の島

連休だったので、ビデオレコーダーに録りためた映画を見ようと思った。録画したままの映画はもう1年近く前のものまである。どれから見ようかと思ってちょっとネットで検索していたら、gyaoがyahooの一部になっていたことを知った。たまたまそこで見つけてしまい見てしまった映画が「彼のオートバイ、彼女の島」だ。レコーダーの映画を消化するはずができなくなってしまった。

そもそもなんで映画を見る前にネットで検索するのかといわれるかもしれない。私はいつも映画はあらすじを知った上で見たいのだ。話の展開を知っていたほうが映画は楽しいと信じているからいきなり映画を見るなんてできないのだ。一通り展開を知っていないといけない。だからネットで「ネタバレ」なんて書かれていても気にせず読んでしまう。そのほうが映画を100パーセント楽しめる。知らない人は試してほしい。

肝心の映画はというとカワサキのバイクが中心である。原田貴和子と竹内力の二人だけのシーンが特にいい。この映画を見ようと思った理由が頭に張り付けてある予告編をyoutubeで見つけてしまったからだ。こういう予告編が私は好きだ。字幕というかタイトルというのか、あの文字の出てくる感じが大好きだ。映画館にはもう長い間行っていないけれど、この予告編を見て映画館に行きたいと思った。テレビのCMで見る予告編というとおすぎとピーコが叫んでいるようなものばかりで、これでは映画館に行こうという気分にならない。だけど、こういう予告編を見たらみんな映画館に行きたくなるのじゃないかと思う。映画の予告編はどれも素敵だからまたyoutubeでいろいろ探そう。

袋めんにはソーセージ

ネットオタクなら一日一回はYouTubeを覗くだろう。私もそんな一人である。そのYouTubeの中でも特に面白いのがtontantinのチャンネルだ。これまでに何度感動したことだろう。即席ラーメンを30秒程度でひたすら紹介するだけなのだけれど、これがまた一度開いたら必ず最後まで見てしまうというすごいビデオぞろいなのだ。

即席ラーメンといってもこのtontantinではカップめんと袋めんの両方を紹介している。しかし特に注目すべきは袋めんのほうだろう。たいていのビデオは

3D形状確認 → 内容物確認 →  キャベツはオプション →  ゆで開始! →  粉末スープ投入! → 随時撹拌!(ソーセージはオプション) → 盛付け! → 完成!

という構成である。しかしここで、ちょっと気になることがある。「キャベツはオプション」と「ソーセージはオプション」である。「オプション」といいながらこのtontantinはいつもキャベツとソーセージを入れているのだ。なにか深い理由があるのかもしれない。理由はわからないけれど、不覚にも私は影響されてしまった。いつごろからか、キャベツとソーセージのない即席ラーメンは不完全なものにさえ見えてきてしまったのだ。

とくにソーセージにかなりこだわりがあるような気がする。なんとNo.3521 日清食品 チキンラーメンでは、完成するといきなりソーセージが登場するのだ。全国的に即席ラーメンにはソーセージというのは受け入れられているのだろうか。いまのところその真偽を私は知らない。ともかく、キャベツを切るのは時間も手間も面倒だから省略するとして、ソーセージはただ麺と一緒にゆでるだけだから誰にもできそうだ。即席の名を否定しないソーセージは即席ラーメンには似合っている。ただ、ソーセージ以外でもいいような気もする。知っている人いたら教えてほしい。